米FDAが、KMT2A転座を有する再発/難治性の急性白血病にレブメニブを承認

米FDAが、KMT2A転座を有する再発/難治性の急性白血病にレブメニブを承認

有効性は、KMT2A転座を有する再発または難治性(R/R)急性白血病の成人および小児患者104人(生後30日以上)を対象とした非盲検多施設共同試験(SNDX-5613-0700、NCT04065399;AUGMENT-101)の単群コホートで評価された。11q23に部分的タンデム重複を有する患者は除外された。レブメニブは、病勢進行、許容できない毒性、治療4サイクルまでに形態学的に白血病のない状態を達成できない、または造血幹細胞移植(HSCT)が行われるまで投与された。

主な有効性の評価項目は、完全寛解(CR)+部分的血液学的回復を伴う完全寛解(CRh)率、CR+CRhの持続期間、輸血依存から非依存への転換であった。CR+CRh率は21.2%(95%CI:13.8~30.3)、CR+CRh期間中央値は6.4カ月(95%CI:2.7~推定不能)であった。CRまたはCRhを達成した22人のうち、CRまたはCRhを達成するまでの期間の中央値は 1.9カ月(範囲:0.9~5.6カ月)であった。ベースライン時に赤血球輸血や血小板輸血に依存していた83人の患者のうち、12人(14%)がベースライン後56日間にわたって赤血球および血小板輸血から離脱出来た。開始時に赤血球および血小板輸血の両方で輸血非依存であった21人の患者のうち、10人(48%)はベースライン後いずれの56日間においても輸血から離脱していた。

頻度の高かった有害反応(20%以上)は、出血、吐き気、リン酸塩増加、筋骨格痛、感染症、アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ増加、発熱性好中球減少症、アラニンアミノトランスフェラーゼ増加、インタクトPTH(副甲状腺ホルモン)増加、 細菌感染、下痢、分化症候群、心電図QT延長、リン酸塩減少、トリグリセリド増加、カリウム減少、食欲減退、便秘、浮腫、ウイルス感染、疲労、アルカリホスファターゼ増加であった。

推奨されるレブメニブの用量は、患者の体重や強力なCYP3A4阻害薬の併用によって異なる。具体的な投与量については、処方情報を参照のこと。体重40kg未満の患者の治療に使用可能なレブメニブの最低用量強度の市販開始が遅れると予想されるため、レブメニブは体重40kg未満の患者への投与を可能にする拡大アクセスプログラムを通じて入手可能となる(情報はこちら:NCT05918913)。

この審査では、臨床申請全体の提出前にデータ提出を合理化するリアルタイムオンコロジーレビュー(Real-Time. Oncology Review:RTOR)パイロットプログラムと、FDAの評価を容易にするために申請者が任意で提出するAssessment Aidが使用された。FDAはこの申請をFDAの目標日より6週間早く承認した。

  • 監修 喜安純一(血液内科・血液病理/飯塚病院 血液内科)
  • 記事担当者 青山真佐枝
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