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ジェムザールⓇ+ナベルビンⓇは、再発・難治性ホジキン病の小児患者において有効性および忍容性を示す

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ジェムザールⓇ+ナベルビンⓇは、再発・難治性ホジキン病の小児患者において有効性および忍容性を示す

キャンサーコンサルタンツ
2009年4月

ジェムザールⓇ(ゲムシタビン)とナベルビンⓇ(ビノレルビン)の併用は、再発・難治性のホジキン病(HD)の小児に再導入療法として使用した場合、有効性および忍容性を示す可能性があることが、Albert Einstein College of Medicineの研究者らにより報告された。本研究の詳細は、Journal of Clinical Oncology誌の2009年3月20日号に掲載されている。[1]

 

HDおよび非ホジキンリンパ腫(NHL)の患者に対し、初回治療としてアルキル化剤を主体とした集中化学療法が行われる。この治療法による完全寛解率は高く、治癒にいたる場合もある。しかし、患者の多くは初回治療に抵抗性を示したり寛解後に再発したりするため、さらなる化学療法が必要である。救済化学療法が奏効した患者は、治癒に至る可能性がある自家または同種幹細胞移植の対象として適格である場合が多い。過去10年以上にわたり、再発性リンパ腫の患者に対する標準再導入レジメンとしてDHAP(シスプラチン+シタラビン+デキサメタゾン)が用いられてきたが、再発・難治性ホジキン病患者に対してはジェムザールを主体としたレジメンがきわめて有効な救済療法であることが明らかとなった。ナベルビンを主体としたレジメンも、この場合有効であることが判明した。

 

すでに多くの治療が施されている再発・難治性ホジキン病の患児に対する、ジェムザール+ナベルビン(GV)の有効性および毒性を評価する第2相試験が、Children’s Oncology Groupの研究者らにより実施された。本研究には、年齢中央値17.7歳(10.7~29.4歳)の患者30人が含まれる。全例において過去に化学療法が少なくとも2レジメン実施されており、30人中17人には過去に幹細胞移植が実施されていた。患者に、21日サイクルの1日目と8日目にGVを投与し、2サイクルごとに奏効率を評価した。患者の受けた治療は中央値5サイクル(最大15回)であり、登録時から10カ月以上にわたり治療が継続された患者は3人であった。

 

治療後の評価が可能であった患者は25人であった。結果は、19人(76%)で奏効した。うち6人が完全寛解、11人がきわめて良好な部分寛解、2人が部分寛解であった。研究者らは以下のように述べた。「多量に治療が施された患者に対するGVによる治療は、すでに報告のある各薬剤単独治療による奏効率よりも優れた結果を示し、毒性についても忍容できるものであった。」

 

さらに、「GVは、再発・難治性ホジキン病の患児に対し有効で忍容性の高い再導入レジメンである」と結論づけた。

 

コメント:用量強度の低い同種幹細胞移植は、GVが奏効したホジキンリンパ腫の若年患者に対する最良の選択肢であると考えられる。

 

参考文献:[1] Cole PD, Schwartz CL, Drachtman RA, et al. Phase II study of weekly gemcitabine and vinorelbine for children with recurrent or refractory Hodgkin’s disease: A Children’s Oncology Group report. Journal of Clinical Oncology. 2009; 27: 1456-1461.

 


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翻訳近江屋 芽衣子

監修林 正樹(血液・腫瘍科)

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