2023年09月の記事一覧
Dinutuximab [ジヌツキシマブ]
2023年9月5日
ジヌツキシマブは、以下の治療に、顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)、アルデスロイキン(IL-2)、13-シスレチノイン酸との併用で承認されています。
・高リスク神経芽細胞腫。他の薬剤や治療においてある一定の効果のみられた小児患者に使用されます。
・高リスク神経芽細胞腫。他の薬剤や治療においてある一定の効果のみられた小児患者に使用されます。
Dexrazoxane Hydrochloride [デクスラゾキサン]
2023年9月5日
デクスラゾキサンはある種の化学療法による重大な副作用の治療に承認されています。以下の治療に使用されます。
・転移乳がんの治療を受けている女性におけるドキソルビシンによる心毒性。 デクスラゾキサンは副作用が起こる頻度を減らし、起こった際に副作用の程度を軽減させます。
この治療薬は高用量のドキソルビシンの投与を継続中の女性にのみ使用されます。
本適応で承認されているデクスラゾキサンの商品名(以下、米国商標):Totect、Zinecard
・アントラサイクリン静脈内投与時の血管外漏出。 血管外漏出は、注入された薬剤が静脈から漏れ、注入部位の周辺の組織に侵入することによって生じます。 発赤、疼痛、腫脹が起こり、組織の損傷が起こる可能性もあります。
本適応で承認されているデクスラゾキサンの商品名(以下、米国商標):Totect
・転移乳がんの治療を受けている女性におけるドキソルビシンによる心毒性。 デクスラゾキサンは副作用が起こる頻度を減らし、起こった際に副作用の程度を軽減させます。
この治療薬は高用量のドキソルビシンの投与を継続中の女性にのみ使用されます。
本適応で承認されているデクスラゾキサンの商品名(以下、米国商標):Totect、Zinecard
・アントラサイクリン静脈内投与時の血管外漏出。 血管外漏出は、注入された薬剤が静脈から漏れ、注入部位の周辺の組織に侵入することによって生じます。 発赤、疼痛、腫脹が起こり、組織の損傷が起こる可能性もあります。
本適応で承認されているデクスラゾキサンの商品名(以下、米国商標):Totect
Denosumab [デノスマブ]
2023年9月5日
デスノマブは、以下の治療に承認されています。
・手術で切除できない骨巨細胞腫。成人および骨格の成熟した青年に使用されます。
・ビスホスホネート製剤による治療後に悪化した悪性腫瘍の高カルシウム血症
本適応で承認されているデノスマブの商品名(以下、米国商標):Xgeva
デノスマブは、以下の予防に承認されています。
・多発性骨髄腫または骨に転移した固形腫瘍に起因する骨折およびその他の骨関連事象。
本適応で承認されているデノスマブの商品名(以下、米国商標):Xgeva
デスノマブは、骨折リスクの高い患者において、骨量増加を目的とする治療薬として承認されています。次のようながん患者に用いられます。
・アロマターゼ阻害剤療法を受けている乳がん女性患者
・アンドロゲン除去療法を受けている前立腺がん男性患者
本適応で承認されているデノスマブの商品名(以下、米国商標):Prolia
デノスマブは、その他の病態や他のがん種の治療についても試験が行われています。
・手術で切除できない骨巨細胞腫。成人および骨格の成熟した青年に使用されます。
・ビスホスホネート製剤による治療後に悪化した悪性腫瘍の高カルシウム血症
本適応で承認されているデノスマブの商品名(以下、米国商標):Xgeva
デノスマブは、以下の予防に承認されています。
・多発性骨髄腫または骨に転移した固形腫瘍に起因する骨折およびその他の骨関連事象。
本適応で承認されているデノスマブの商品名(以下、米国商標):Xgeva
デスノマブは、骨折リスクの高い患者において、骨量増加を目的とする治療薬として承認されています。次のようながん患者に用いられます。
・アロマターゼ阻害剤療法を受けている乳がん女性患者
・アンドロゲン除去療法を受けている前立腺がん男性患者
本適応で承認されているデノスマブの商品名(以下、米国商標):Prolia
デノスマブは、その他の病態や他のがん種の治療についても試験が行われています。
Denileukin Diftitox [デニロイキン・ディフティトックス]
2023年9月5日
デニロイキン・ディフティトックスは、以下の治療に承認されています。
・ある種の皮膚T細胞リンパ腫。他の治療では改善しない、もしくは再発した患者に用いられます。
・ある種の皮膚T細胞リンパ腫。他の治療では改善しない、もしくは再発した患者に用いられます。
Defibrotide Sodium [デフィブロタイド]
2023年9月5日
デフィブロタイドは、以下の治療に承認されています。
・成人および小児患者の造血幹細胞移植後に発症した腎臓または肺の障害を伴う肝中心静脈閉塞症(類洞閉塞症候群としても知られています)。
・成人および小児患者の造血幹細胞移植後に発症した腎臓または肺の障害を伴う肝中心静脈閉塞症(類洞閉塞症候群としても知られています)。
Decitabine and Cedazuridine [デシタビンとセダズリジンの配合剤]
2023年9月5日
デシタビンとセダズリジンの配合剤は、成人に対する以下の治療に承認されています。
・慢性骨髄単球性白血病(CMML)を含む骨髄異形成症候群(MDS)
デシタビンとセダズリジンの配合剤は、デシタビンにセダズリジンを配合した錠剤です。
注射剤のデシタビンに関する詳細は、デシタビンの薬剤情報概要をご参照ください。
・慢性骨髄単球性白血病(CMML)を含む骨髄異形成症候群(MDS)
デシタビンとセダズリジンの配合剤は、デシタビンにセダズリジンを配合した錠剤です。
注射剤のデシタビンに関する詳細は、デシタビンの薬剤情報概要をご参照ください。
Decitabine [デシタビン]
2023年9月5日
デシタビンは、以下の治療に承認されています
・慢性骨髄単球性白血病(CMML)を含む骨髄異形成症候群(MDS)
デシタビンには錠剤もあります。詳細は、デシタビンとセダズリジンの配合剤の薬剤情報をご覧ください
・慢性骨髄単球性白血病(CMML)を含む骨髄異形成症候群(MDS)
デシタビンには錠剤もあります。詳細は、デシタビンとセダズリジンの配合剤の薬剤情報をご覧ください
Daunorubicin Hydrochloride [ダウノルビシン]
2023年9月5日
ダウノルビシンは、以下の治療に承認されています。
・ 急性リンパ芽球性白血病(成人および小児)
・ 急性骨髄性白血病(成人)
・ 急性リンパ芽球性白血病(成人および小児)
・ 急性骨髄性白血病(成人)
Daunorubicin Hydrochloride and Cytarabine Liposome [ダウノルビシン/シタラビンリポソーム]
2023年9月5日
ダウノルビシン/シタラビンリポソームは、以下の治療に承認されています。
・新規に診断された急性骨髄性白血病(AML)。治療関連急性骨髄性白血病(tAML)患者または骨髄異形成関連変化を伴う急性骨髄性白血病(AML-MRC)患者に使用されます。
ダウノルビシン/シタラビンリポソームは、リポソーム(非常に小さい脂質粒子)内にダウノルビシンとシタラビンを含む配合剤です。本製剤は同成分の他の製剤と比べ有効に機能し、副作用が少ないことが示されています。また、体内でより長時間作用するため、頻繁に投与する必要がありません。本配合剤に適用されるダウノルビシンとシタラビンリポソームの詳細情報については、ダウノルビシンとシタラビンリポソームの薬剤情報をご覧ください。
・新規に診断された急性骨髄性白血病(AML)。治療関連急性骨髄性白血病(tAML)患者または骨髄異形成関連変化を伴う急性骨髄性白血病(AML-MRC)患者に使用されます。
ダウノルビシン/シタラビンリポソームは、リポソーム(非常に小さい脂質粒子)内にダウノルビシンとシタラビンを含む配合剤です。本製剤は同成分の他の製剤と比べ有効に機能し、副作用が少ないことが示されています。また、体内でより長時間作用するため、頻繁に投与する必要がありません。本配合剤に適用されるダウノルビシンとシタラビンリポソームの詳細情報については、ダウノルビシンとシタラビンリポソームの薬剤情報をご覧ください。
Dasatinib [ダサチニブ]
2023年9月5日
ダサニチブは、以下の治療に承認されています。
・フィラデルフィア染色体陽性の急性リンパ芽球性白血病。
・新たに診断された1歳以上の小児患者に使用されます。他の化学療法剤との併用で使用されます。
・他の治療薬に反応しなかった、あるいは他の治療薬を使用できない成人患者に使用されます。
・フィラデルフィア染色体陽性の慢性骨髄性白血病(CML)。本剤は以下の患者に使用されます。
・1歳以上の慢性期CML小児患者。
・新たに診断された慢性期CML成人患者。
・イマチニブを含む他の治療薬に反応しなかった、あるいは他の治療薬が使用できない慢性期、移行期、急性転化期のCML成人患者。
・フィラデルフィア染色体陽性の急性リンパ芽球性白血病。
・新たに診断された1歳以上の小児患者に使用されます。他の化学療法剤との併用で使用されます。
・他の治療薬に反応しなかった、あるいは他の治療薬を使用できない成人患者に使用されます。
・フィラデルフィア染色体陽性の慢性骨髄性白血病(CML)。本剤は以下の患者に使用されます。
・1歳以上の慢性期CML小児患者。
・新たに診断された慢性期CML成人患者。
・イマチニブを含む他の治療薬に反応しなかった、あるいは他の治療薬が使用できない慢性期、移行期、急性転化期のCML成人患者。
Sirolimus Protein-Bound Particles[シロリムス・タンパク質結合粒子]
2023年9月8日
シロリムス・タンパク質結合粒子は、成人患者の以下の治療に承認されています。
・手術による切除不能または転移した血管周囲類上皮細胞腫瘍
シロリムス・タンパク質結合粒子は、シロリムス封入ナノ粒子(非常に小さなタンパク質の粒子)製剤です。ナノ粒子アルブミン結合ラパマイシンとも呼ばれます。本製剤は、他のシロリムス製剤よりうまく作用し、副作用が少ないです。
・手術による切除不能または転移した血管周囲類上皮細胞腫瘍
シロリムス・タンパク質結合粒子は、シロリムス封入ナノ粒子(非常に小さなタンパク質の粒子)製剤です。ナノ粒子アルブミン結合ラパマイシンとも呼ばれます。本製剤は、他のシロリムス製剤よりうまく作用し、副作用が少ないです。
Sipuleucel-T[シプリューセル-T]
2023年9月7日
シプリューセル-Tは、以下の治療に承認されています。
・転移した前立腺がん。症状が少ない、または無症状であるホルモン不応性の男性患者に使用されます。
・転移した前立腺がん。症状が少ない、または無症状であるホルモン不応性の男性患者に使用されます。
Siltuximab[シルツキシマブ]
2023年9月7日
シルツキシマブは、以下の治療に承認されています。
・ヒト免疫不全ウイルス(HIV)およびヒトヘルペスウイルス8(HHV8)陰性の多中心性キャッスルマン病患者に使用されます。
シルツキシマブは、いくつかのがん種の治療についても試験が行われています。
・ヒト免疫不全ウイルス(HIV)およびヒトヘルペスウイルス8(HHV8)陰性の多中心性キャッスルマン病患者に使用されます。
シルツキシマブは、いくつかのがん種の治療についても試験が行われています。
Selumetinib[セルメチニブ]
2023年9月7日
セルメチニブは、以下の治療に承認されています。
・神経線維腫症1型(NF1)。症状を伴い手術による切除不能な叢状神経線維腫の2歳以上の小児患者に使用されます。
セルメチニブは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
・神経線維腫症1型(NF1)。症状を伴い手術による切除不能な叢状神経線維腫の2歳以上の小児患者に使用されます。
セルメチニブは、他のがん種の治療についても試験が行われています。
Selpercatinib[セルペルカチニブ]
2023年9月7日
セルペルカチニブは、以下の治療に承認されています。
・RET遺伝子に特定の変異を有する進行または転移甲状腺髄様がん。全身療法を必要とする成人および12歳以上の小児患者に使用されます。1
・RET融合遺伝子を有する転移非小細胞肺がん。成人患者に使用されます。1
・RET融合遺伝子を有する進行または転移甲状腺がん。放射性ヨウ素治療を受けたが効果がなかったか、あるいは効果がなくなりつつある患者を含む、全身療法を必要とする成人および12歳以上の小児患者に使用されます。1
1本適応は、FDAの迅速承認プログラムの下で承認されています。承認の条件として、検証的試験によりセルペルカチニブがこれらの患者に臨床的有用性をもたらすことが示されなければなりません。
・RET遺伝子に特定の変異を有する進行または転移甲状腺髄様がん。全身療法を必要とする成人および12歳以上の小児患者に使用されます。1
・RET融合遺伝子を有する転移非小細胞肺がん。成人患者に使用されます。1
・RET融合遺伝子を有する進行または転移甲状腺がん。放射性ヨウ素治療を受けたが効果がなかったか、あるいは効果がなくなりつつある患者を含む、全身療法を必要とする成人および12歳以上の小児患者に使用されます。1
1本適応は、FDAの迅速承認プログラムの下で承認されています。承認の条件として、検証的試験によりセルペルカチニブがこれらの患者に臨床的有用性をもたらすことが示されなければなりません。

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