[ 動画 ]

前進する科学:生物検体と がん研究

日本語動画のURL:https://youtu.be/_IuEkdjM96I

米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。 
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生物検体とは、組織、血液、血漿、尿などの人体から採取した試料で、がんの診断や分析などに使用することができるものです。医師や研究者は生物検体を分析して、ドナーの病気の兆候の有無を調べることがあります。生物検体から、特定の患者が病気であるかどうか確認することができるのです。

生物検体からは、医師や研究者にとって有用な情報が他にも得られることがあります。各試料には、病気の進行を理解するために重要なDNA、タンパク質やその他の分子が含まれているかもしれません。

バイオレポジトリー(バイオバンクともいう)は、生物検体が保管され、研究者が臨床・研究目的で検討することができる「ライブラリー」です。これらの生物検体には通常、その検体を採取した患者の病状や背景を含むデータが添付されています。米国には多数のバイオレポジトリーがあり、その規模、収集された生物検体の種類、バイオレポジトリーの目的は実にさまざまです。

このビデオでは、がん研究において生物検体とバイオレポジトリーが非常に重要であることが説明され、がん患者とサバイバー、がん患者を治療する医師(がん専門医)、研究者および医薬品開発者それぞれの視点が示されています。標準化された、高品質の生物検体がないことは、がん研究にとって大きな障害であると認識されています。

米国がん研究所(NCI)は、生物検体保管・研究室(OBBR)を通じて、必要な臨床データが添付され、広範な研究の用途に使用することについて適切な同意が得られ、注意深い採取と管理がなされた高品質のヒトの検体が入手困難であるなかで提供されているという問題点を組織的に処理し解決するために、国家的な主導的役割を担っています。 OBBR は、多施設でのハイスループットなゲノミクス・プロテオミクス研究を促進する目的で、リソースの共有やチームサイエンスを促進する共通のバイオレポジトリーの基盤開発の支援を行なっています。
 
出演者(出演順):
デボラ・E・コリヤー(Patient Advocates in Research(PAIR)代表)
デビッド・B・アグス医師(南カリフォルニア大学教授)
キャロリン・C・コンプトン医学博士(NCI生物検体保管・研究室)
エリザベス・ハモンド医師(ユタ大学教授、病理学者)
スコット・D・パターソン(Amgen社)
 
【この字幕版は、一般社団法人オンコロジー教育推進プロジェクトの”マイ・オンコロジー・ドリーム”助成金により日本癌医療翻訳アソシエイツが作成しました。】
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日本語版公開日

翻訳担当者石岡優子 

字幕指導寺田真由美

監修石井一夫(ゲノム学/東京農工大学)

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