DNAシーケンシングの意義:がんゲノムアトラス

日本語動画のURL:https://youtu.be/dO1dF3uRyZY

米国国立がん研究所(NCI)が制作した動画に、一社)日本癌医療翻訳アソシエイツ(JAMT/ジャムティ)が日本語字幕を付けたものです。
◆─────────────────◆

このビデオは、がんゲノムアトラス(TCGA:The Cancer Genome Atlas)プロジェクトによるビデオシリーズの1つで、がんを引き起こす重大なゲノムの変化を分析するTCGAのアプローチを説明したものです。TCGAの研究者であるRichard Gibbs博士、Lynda Chin医師、Stacey Gabriel博士、Paul Spellman博士が、DNAシーケンシングとは何か、がんのDNA変化について何がわかるか、多くの腫瘍を調べることによって意味のある変化がわかり、薬剤の標的候補を絞り込めること、ゲノム科学がどのようにがんについての考え方を変えるかについて説明しています。がんゲノムアトラスは、革新的なゲノム解析技術を用いてがんの遺伝学への理解を促進するため、米国国立がん研究所および国立ヒトゲノム研究所からの助成を受けた包括的かつ組織的な取り組みです。DNAシーケンシングの詳細は、以下のURLを参照ください。http://cancergenome.nih.gov/newsevent…
 
◆─────────────────◆

元動画掲載日

日本語版公開日

翻訳担当者 佐復純子

字幕指導寺田真由美

監修 石井一夫(東京農工大学 ゲノム科学)

出演者

  •  Richard Gibbs博士(ベイラー医科大学ヒトゲノムシーケンスセンター所長)
  •  Lynda Chin医師(ハーバード大学医学部ダナファーバーがん研究所、ベルファー応用がん科学研究所科学顧問)
  •  Stacey Gabriel博士(ハーバード大学・マサチューセッツ工科大学共同設立ブロード研究所ゲノムシーケンス・解析共同所長)
  •  Paul Spellman博士(ローレンス・バークレー国立研究所ライフサイエンス部門研究者)

原語動画URLhttps://www.youtube.com/watch?v=KSQd63PQEiE&t=3s

【免責事項】
当サイトの記事は情報提供を目的として掲載しています。
翻訳内容や治療を特定の人に推奨または保証するものではありません。
ボランティア翻訳ならびに自動翻訳による誤訳により発生した結果について一切責任はとれません。
ご自身の疾患に適用されるかどうかは必ず主治医にご相談ください。

がん研究に関連する記事

キャンサーリサーチUKとの新プロジェクトで9研究に支援の画像

キャンサーリサーチUKとの新プロジェクトで9研究に支援

米国国立がん研究所(NCI)米国国立衛生研究所(NIH)の一部である米国国立がん研究所(NCI)とキャンサーリサーチUKは、がん研究における重大問題に取り組むことを目的とした9つの新し...
2023年、EUと英国の肺がん死亡率は全体的に低下するが、フランス、イタリア、スペインの女性では上昇の見込みの画像

2023年、EUと英国の肺がん死亡率は全体的に低下するが、フランス、イタリア、スペインの女性では上昇の見込み

欧州臨床腫瘍学(ESMO)

2023年にがんで死亡する人は、EU27カ国では総計1,261,990人、英国では172,314人と推定されるとの研究結果が、本日(月曜日)、がん専門誌Annals ...
副作用を回避する化学療法薬をつくれるか?の画像

副作用を回避する化学療法薬をつくれるか?

がん治療薬として検証された多くの薬剤は腫瘍の縮小や排除において大いに期待できるが、ある極めて重要な側面で失敗している。それは、こうした薬剤が正常組織も損傷し、重大な副作用を引き起こすということ...
「がん代謝物」が腫瘍近傍の免疫細胞を無力化するの画像

「がん代謝物」が腫瘍近傍の免疫細胞を無力化する

特定の遺伝子に変異が生じると正常細胞ががん化し、腫瘍形成能力がさらに強化されることはよく知られている。

ハーバード大学医学大学院の研究者らによる新たな研究(以下本研究)から、IDH1遺伝子におけ...