2020年05月の記事一覧

Encorafenib[エンコラフェニブ]の画像

Encorafenib[エンコラフェニブ]

NCI治療薬辞典による定義(原文)-詳細な科学的定義や、この治療薬に対する別名 エンコラフェニブに関するMedline Plusの情報(原文)-この治療薬に関する重要な情報を一般の方向けの言葉でまとめています。内容は次のようなものです。 ・
Nelarabine[ネララビン]の画像

Nelarabine[ネララビン]

NCI治療薬辞典による定義(原文) -詳細な科学的定義や、この治療薬に対する別名。 ネララビンに関するMedlinePlusの情報(原文)-この治療薬に関する重要な情報を一般の方向けの言葉でまとめています。内容は次のようなものです。 ・この
オラパリブは乳がんや卵巣がん以外に、進行前立腺がんにも有効の画像

オラパリブは乳がんや卵巣がん以外に、進行前立腺がんにも有効

一部の乳がんおよび卵巣がんに対して承認されている治療薬が、一部の進行前立腺がんに効果があることが明らかになった。 分子標的薬オラパリブ(販売名:リムパーザ)は、一部の前立腺がんにみられる、損傷を受けたDNAを修復する機能の弱点を利用する。
COVID-19後のがん診療システムをもたらす今後の道筋を発表の画像

COVID-19後のがん診療システムをもたらす今後の道筋を発表

米国臨床腫瘍学会(American Society of Clinical Oncology、以下「学会」)およびその関連組織であるAssociation for Clinical Oncology(以下「協会」)は、COVID-19(コロ
骨盤領域への放射線治療はより多くの副作用をもたらすの画像

骨盤領域への放射線治療はより多くの副作用をもたらす

子宮頸がんや子宮体がんの放射線治療を受けている女性は、重篤な副作用の発生率がこれまでの認識よりもはるかに高いことが新規臨床試験の結果から分かった。患者と担当医にとって術後療法によってもたらされるであろう利益と有害性についてより正確に評価する
FDAが転移非小細胞肺がんにカプマチニブを承認の画像

FDAが転移非小細胞肺がんにカプマチニブを承認

2020年5月6日、米国食品医薬品局(FDA)は、FDA承認試験で検出された間葉上皮転換(MET)エクソン14スキッピング変異を有する進行非小細胞肺がん(NSCLC)の成人患者を対象として、capmatinib[カプマチニブ](販売名:TA
タラゾパリブ、BRCA変異陽性進行乳がんの全生存期間の改善示されずの画像

タラゾパリブ、BRCA変異陽性進行乳がんの全生存期間の改善示されず

第3相EMBRACA試験の生存期間に後治療が影響したために過小評価の可能性あり 抄録:CTO71 テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターの研究者らが主導した第3相EMBRACA試験の新たなデータによれば、ポリADPリボースポリメラーゼ
1日に歩いた歩数が多いほど、全死因による死亡率は低下の画像

1日に歩いた歩数が多いほど、全死因による死亡率は低下

1日の歩数が多いほど、全死因死亡リスクが低下することが新たな研究で示された。米国国立がん研究所(NCI)および米国国立老化研究所(NIA)(いずれも米国国立衛生研究所の機関)の研究者、ならびに米国疾病管理予防センター(CDC) の研究者から
【COVID-19緊急時下での臨床試験実施に関するFDAガイダンス】の画像

【COVID-19緊急時下での臨床試験実施に関するFDAガイダンス】

◆下記は米国の食品医薬品局(FDA)のガイダンス全文です◆ COVID-19 による公衆衛生上の緊急時における 医薬品の臨床試験実施に関する 米国食品医薬品局(FDA)ガイダンス === 業界関係者、治験責任医師、治験審査委員会(IRB)向
FDAが進行卵巣がんの初回維持療法にニラパリブを承認の画像

FDAが進行卵巣がんの初回維持療法にニラパリブを承認

2020年4月29日、食品医薬品局(FDA)はプラチナ製剤ベースの初回化学療法に完全奏効または部分奏効を示した進行上皮性卵巣がん、卵管がんまたは原発性腹膜がんの成人患者の維持療法にニラパリブ(販売名:ZEJULA、グラクソ・スミスクライン社
CAR-T細胞療法の臨床試験増加を目指すNCIの取り組みの画像

CAR-T細胞療法の臨床試験増加を目指すNCIの取り組み

2010年、米国国立がん研究所(NCI)の研究チームはCAR-T細胞療法と呼ばれる新しい形態のがん治療で初の研究を発表し、進行したリンパ腫の患者で治療後にがんが「劇的に退縮した」一例について詳細に報告した。翌年には、ペンシルべニア大学の研究
FDAが多発性骨髄腫にダラツムマブとヒアルロニダーゼの合剤を承認の画像

FDAが多発性骨髄腫にダラツムマブとヒアルロニダーゼの合剤を承認

2020年5月1日、FDAは、新規に診断されたか、再発・難治性の多発性骨髄腫と診断された成人患者を対象に、ダラツムマブとヒアルロニダーゼ(販売名:DARZALEX FASPRO、Janssen Biotech, Inc.社)を承認した。本剤
高頻度変異グリオーマが免疫療法薬に応答しない機序が解明の画像

高頻度変異グリオーマが免疫療法薬に応答しない機序が解明

DNA変異数が多いがん細胞は、チェックポイント阻害薬とよばれるがんに対する免疫抑制を解除する薬剤への応答が良好であることが多い。しかし、グリオーマとして知られる悪性脳腫瘍は「高頻度遺伝子変異」であっても免疫療法薬にほとんど応答しないことが新
セルメチニブが神経線維腫症1型の小児患者の転帰を改善の画像

セルメチニブが神経線維腫症1型の小児患者の転帰を改善

セルメチニブが遺伝性疾患である神経線維腫症1型(NF1)の小児患者の転帰を改善することが第2相臨床試験の結果から示された。本試験では、セルメチニブの投与によりNF1患者で発生する叢状神経線維腫という手術不能な神経線維腫症1型腫瘍の縮小や、痛