2017泌尿器がんシンポ、最新知見を事前発表

2017年度泌尿器がんシンポジウムの共同スポンサーが、本日、本会議の公式プレスプログラムで取り上げる3件のアブストラクトを発表した。研究者らは、2017年2月13日(月)正午~1時30分(東部標準時間)に開催される指定記者向けpresscast(インターネット生放送による記者会見)で、これらの研究での知見を発表する予定である。

下記の研究が、presscastで特集される。

・循環腫瘍DNAの変化と進行前立腺がんの転帰の関連を評価する研究(アブストラクト149)

・進行腎がん患者において、最近の抗生物質使用が免疫チェックポイント阻害薬の有効性に及ぼす影響を探る研究(アブストラクト462)

・免疫関連有害事象によりPD-1/PD-L1治療を中止した進行腎がん患者の転帰の分析(アブストラクト467)

2017年度泌尿器がんシンポジウムは、フロリダ州オーランドのローゼン・シングル・クリークで2月16日から18日まで開催される予定である。

シンポジウムで発表されるアブストラクトでは、前立腺がん、腎がん、精巣がん、尿路上皮がんの予防、スクリーニング、診断、および治療における最新の戦略について検討する。

記者に対する会場での便宜として、ワーキング・ニュースルームがあり、泌尿器がん分野の第一人者らの話を聞くことができる。

本会議への登録方法やpresscastへの参加方法の案内については、2017 Genitourinary Cancers Symposium Media Resource Center(2017年度泌尿器がんシンポジウム・メディア・リソース・センター)をご覧ください。

翻訳担当者 太田奈津美

監修 吉松由貴(呼吸器内科/飯塚病院)

原文を見る

原文掲載日 

【免責事項】
当サイトの記事は情報提供を目的として掲載しています。
翻訳内容や治療を特定の人に推奨または保証するものではありません。
ボランティア翻訳ならびに自動翻訳による誤訳により発生した結果について一切責任はとれません。
ご自身の疾患に適用されるかどうかは必ず主治医にご相談ください。

その他の泌尿器がんに関連する記事

免疫療法薬が一部の陰茎がんに有効である可能性の画像

免疫療法薬が一部の陰茎がんに有効である可能性

ダナファーバーがん研究所研究概要表題進行陰茎がんにおける免疫チェックポイント阻害薬の安全性と有効性:世界泌尿生殖器希少腫瘍学会(Global Society of Ra...
ASCO泌尿生殖器がんシンポジウム2022:ダナファーバーがん研究所の発表の画像

ASCO泌尿生殖器がんシンポジウム2022:ダナファーバーがん研究所の発表

2022年米国臨床腫瘍学会(ASCO)泌尿生殖器(GU)がんシンポジウムにおいてダナファーバーがん研究所が重要な研究成果を発表する。このシンポジウムは、サンフランシスコを会場に2月17~19日にバーチャル形式および現地開催で実施される。AS
FDAがペムブロリズマブおよびアテゾリズマブの処方情報を更新の画像

FDAがペムブロリズマブおよびアテゾリズマブの処方情報を更新

FDAは、シスプラチン療法が不適格である局所進行または転移性尿路上皮がん患者の一次治療に関して、患者の選定を目的とするPD-L1判定のためにFDA承認検査の実施を義務付ける 2018年8月16日、米国食品医薬品局(FDA)は、ペムブロリズマ
陰茎がんの男性の多くが推奨治療を受けていないの画像

陰茎がんの男性の多くが推奨治療を受けていない

JAMA Oncolgy3月1日版に掲載された大規模な後ろ向き研究によると、隣接するリンパ節に転移した陰茎がんの男性すべてが生存期間を改善する可能性のある推奨治療を受けているわけではない。   このような陰茎がん男性の約3分の1が