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FDAが最終的なタバコ警告ラベルを公表/FDAニュース

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FDAが最終的なタバコ警告ラベルを公表/FDAニュース

For Immediate Release: 2011年6月21日
Media Inquiries: Jeff Ventura, 301-796-2807
Consumer Inquiries: 888-INFO-FDA

FDAが最終的なタバコ警告ラベルを公表

新ラベルは子供の喫煙予防と大人の禁煙を支援する

本日、米国食品医薬品局(FDA)は米国内で販売されるタバコのパッケージおよびタバコの広告の全てに表示が必要な、健康に関する写真入りの警告文9種を公表した。この大胆な手段は子供の喫煙予防を支援し、大人の禁煙を奨励するとともに、全米国人の喫煙の危険性に対する理解を確実なものにすることになろう。

 この警告は25年を超えるタバコの警告ラベルの歴史で最も大きな変化であり、包装から宣伝までの全てに影響し、2012年9月までに全てのタバコのパッケージ、カートン、広告への表示が義務づけられる。

 「オバマ大統領は、我が国の子供たちと米国民をタバコ喫煙の危険から守ることを公約している。これらのラベルは、喫煙の健康リスクを率直、正当、かつ強力に表現しており、禁煙を奨励し、子供の喫煙予防を支援することになる」とKathleen Sebelius保健福祉省(HHS)長官は述べた。「オバマ大統領はタバコ関連の死亡や疾患を我々の未来ではなく、この国の過去の一部とすることを望んでいる」。

タバコの使用は米国で若年死と回避可能な死亡の主要原因であり、疾病管理予防センターによれば、このために毎年443,000人が死亡し、米国経済の損失は医療費と生産損失で毎年2,000億ドルになっている。 

2010年11月に提案されたこの警告は、家族喫煙予防とタバコ規制法により義務づけられたものであるが、この法律は両党の広範な支持により議会を通過し、2009年6月22日にオバマ大統領の署名を受けて法制化された。

FDAは最初に提案された36案の中から9種のイメージを選択した。これらは関連科学文献の検討、18,000人を対象とした調査結果の解析、さらには、タバコ業界、小売業者、医療従事者、公衆衛生団体や他の権利擁護団体、大学研究者、州と地域の公衆衛生当局、医療組織、個人消費者などの種々のグループから寄せられた1,700件を超える意見に対する考察に基づき決定された。

各警告には禁煙支援機関の電話番号、1-800-QUIT-NOWが表示され、最も適切なときに喫煙者の目にとまり、禁煙希望の喫煙者が禁煙に成功する可能性が高まると見込まれている。

2012年9月の施行時に、販売と流通用に製造されたタバコのパッケージすべてに、健康に関する写真入りの新たな警告を表示する義務が生ずる。この警告の導入により、喫煙者数の減少、結果としての救命、平均余命の延長、健康状態の改善など、公衆衛生上に大きな影響があると期待されている。

 「タバコ規制法は、喫煙のリスクに関する明快で誠実な情報を現在の喫煙者と潜在的な喫煙者に提供することをFDAに義務づけており、これらの警告がその対応である」とFDA 長官、Margaret A. Hamburg 医師が述べた。

 このFDA の活動はオバマ政権の広範な戦略の一部であり、以前 HHS の医療担当次官補、Howard K. Koh 医師(公衆衛生学修士)により表明されていたものである。“タバコによる流行病の終焉:タバコ規制戦略的行動計画(Ending the Tobacco Epidemic: A Tobacco Control Strategic Action Plan)”には、タバコ関連の死亡や疾患のない社会の創造を支援する、エビデンスに基づく具体的な行動の概要が述べられている。

写真入り警告ラベルに関する詳細情報と高解像度画像は、www.fda.gov/cigarettewarnings で入手可能。

 

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西田 勝利 訳
川瀬 真紀 校正

原文                                    

 

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