頭頸部がん全般
MDアンダーソン研究ハイライトSITC2022特集:頭頸部がん
2023年1月17日
がん免疫療法学会(SITC)2022特集HPV陽性頭頸部がんのT細胞プロファイリングから、新たな細胞治療標的が見つかる(抄録番号:374)
HPV関連頭頸部がんは、特異なウイルス免疫学的...
HPV関連頭頸部がんは、特異なウイルス免疫学的...
世界中で免疫療法をより安価に受けられるようになる可能性
2023年1月10日
免疫療法薬であるニボルマブ(商品名:オプジーボ)の超低用量投与が、進行頭頸部がん患者の生存期間を延長させることが、インドで行われた研究により明らかになった。また、この投与量は欧米で一般的に使用...
放射線治療中の経口摂取と嚥下の訓練は良好な機能的転帰に関連【MDA研究ハイライト】
2022年10月27日
放射線治療中の経口摂取と嚥下の訓練は良好な機能的転帰に関連 頭頸部がんの放射線治療を受けている患者は、食事や嚥下に支障をきたすことが多い。Carly Barbon博士とKatherine Hutcheson博士が主導する新たな研究は、放射
MDアンダーソン研究ハイライト:ASCO 2022発表(ドライマウス、疲労)
2022年6月9日
頭頸部がん患者における放射線誘発性慢性ドライマウスに鍼治療が有効 (アブストラクト12004) 放射線治療を受けた頭頸部がん患者の多くは、長期間の治療により口腔乾燥症(ドライマウス)になり、生活の質(QOL)や口腔の健康に悪影響を及ぼすこと
初回治療への免疫療法薬トリパリマブ追加は、再発/転移鼻咽頭がんの進行を遅らせる
2021年6月11日
米国臨床腫瘍学会(ASCO)の見解 「末期鼻咽頭がんの治療法開発は、他のがんの治療より遅れています。JUPITER-02試験の結果は、疾患が進行した患者さんの治療を変え、新たな希望を与えるものです」と、米国臨床腫瘍学会(ASCO)の副会長お
楽天メディカル社が頭頸部がんにアキャルックス®の国内承認を取得
2020年10月11日
2020年9月25日、楽天メディカル社は、完全子会社の楽天メディカルジャパン社が、切除不能局所進行または再発頭頸部がんを適応としてアキャルックス®点滴静注250mg(セツキシマブ サロタロカンナトリウム)の国内販売承認を厚生労働省から得たこ
チピファルニブがHRAS変異陽性の頭頸部がん患者に有望
2019年11月15日
ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤のチピファルニブ[tipifarnib]が、HRAS遺伝子に変異を有する再発/転移性頭頸部扁平上皮がん(HNSCC)患者に対する第2相臨床試験で持続的な奏効を示したことが、10月26日~30日開催のAAC
FDAが頭頸部扁平上皮がんの一次治療にペムブロリズマブを承認
2019年7月1日
2019年6月10日、米国食品医薬品局(FDA)は、転移または切除不能の再発頭頸部扁平上皮がん(HNSCC)患者の一次治療にペムブロリズマブ(販売名:キイトルーダ、Merck & Co. Inc.社)を承認した。 ペムブロリズマブは
非ステロイド性抗炎症薬で頭頸部がんの生存率が改善
2019年2月14日
一部のがん細胞株が非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)に対してより高い感受性を有することを発見 アスピリンやイブプロフェンなど、一般的な薬剤の常用によって、頭頸部がん患者の生存率が3倍以上有意に改善されることが、カリフォルニア大学サンフラン
ペムブロリズマブ併用療法が転移/再発した頭頸部がんの生存率を改善
2018年12月3日
ドイツ・ミュンヘンで開催された欧州臨床腫瘍学会(ESMO) 2018年度学会で報告されたKEYNOTE-048試験の最新結果で、ペムブロリズマブによる免疫療法が再発または転移した頭頸部がん患者の生存率を改善することが示された。(1) 転移や
頭頸部がんとHPVウイルスとの相互作用マップ
2018年10月23日
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、子宮頸がんのほとんどを引き起こすことが広く知られている。しかしながら、口腔、舌、および扁桃に影響を及ぼす頭頸部がんの一種である中咽頭がんでもHPVが原因の70%を占めていることは知られていないかもしれない
嚥下機能を維持する治療
2018年9月17日
MDアンダーソン OncoLog 2018年8月号(Volume 63 / Issue 8) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
局所進行頭頸部がんに対する現在の各治療戦略および化学療法選択肢の比較
2018年8月7日
シスプラチンを用いた化学放射線併用療法が標準治療であると、ネットワークメタ分析で明らかに Oral Oncology誌で最近発表された論文で、イタリア、ローマにあるIRCCS(科学的入院医療施設)レジナ・エレナ国立がん研究所耳鼻咽喉科・頭頸
頭頸部がんの治療と成果における男女差が明らかに
2018年6月18日
(本要約は、演題アブストラクトに含まれていないデータを含んでいます) ASCOの見解 「頭頸部がん女性が治療を受ける割合が低く、転帰が悪い理由はわかっておらず、私たちはそれを解明する必要があります。今回の所見はカリフォルニア特有のものですが
アルコールが関連するがん
2018年5月21日
MDアンダーソン OncoLog 2018年4月号(Volume 63, Issue 4) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL 飲
C型肝炎ウイルスは頭頸部がんと関連する
2018年4月29日
MDアンダーソン OncoLog 2018年3月号(Volume 63 / Issue 3) Oncologとは、米国MDアンダーソンがんセンターが発行する最新の癌研究とケアについてのオンラインおよび紙媒体の月刊情報誌です。最新号URL
免疫療法に対する頭頸部がんの反応予測因子を特定
2018年3月27日
ダナファーバーがん研究所によれば、免疫チェックポイント阻害剤による治療を受けた頭頸部がん患者の対治療反応、予後改善についての予測因子が特定されたという。 標準的なプラチナベースの化学療法に抵抗性を示すがんに対しては、現在、免疫
ニボルマブ、再発頭頸部がんにおいて治療増悪後の継続投与でも効果
2017年12月5日
CheckMate141試験の最新データにより、治療増悪後のニボルマブ継続投与による腫瘍縮小効果が明らかに 再発/転移性の頭頸部扁平上皮がん(HNSCC)患者において、プラチナベース化学療法後6カ月以内に再発をきたし、ニボルマ
デュルバルマブがPD-L1高発現の再発・転移性頭頸部扁平上皮がんに有効
2017年11月11日
プラチナベースの化学療法後に増悪がみられたPD-L1高発現の再発または転移性の頭頸部扁平上皮がん(HNSCC)患者が、抗PD-L1免疫治療薬、durvalumab[デュルバルマブ]に高い奏効を示したことが、スペイン、マドリードで開催された2
PD-L2発現が抗PD-1免疫療法の奏効を予測できる可能性
2017年7月29日
ヒト腫瘍のPD-L2タンパク質発現は、PD-L1発現の有無に関わらず、頭頸部扁平上皮がん患者の抗PD-1免疫療法剤ペムブロリズマブ(キートルーダ)への臨床反応に関連しているという研究が、米国がん学会の機関誌Clinical Cancer R
放射線照射後の頭頸部がん再発は腫瘍のPD-L1高発現と関連
2017年5月19日
ヒトパピローマウイルス(HPV)陰性の頭頸部扁平上皮がん(HNSCC)の放射線療法後における再発は、腫瘍のPD-L1(タンパク質)発現度が高いことに関係するとの研究結果が、米国がん学会(AACR)学会誌Clinical Cancer Res
腫瘍増大後の頭頸部がんへも免疫チェックポイント阻害剤が有効
2017年4月17日
ダナファーバーがん研究所および他の施設の研究者による新たな研究では、頭頸部がんの患者の一部は腫瘍が増大する徴候が認められた後も、免疫療法薬による治療の継続で利益が得られる可能性が示唆された。 研究者らは、2017年4月3日月曜
英NICEが頭頸部がんの診断、評価、管理の品質基準を公表
2017年4月14日
優先改善項目における質の高いケアについての記述を公表 2017年3月、英国国立医療技術評価機構(NICE)は頭頸部がんにおける品質基準[QS146]を公表した。この品質基準では若年者(16歳および17歳)と成人(18歳以上)の上気道消化管が
口腔咽頭がん発症率増加の原因、HPV感染以外にも
2016年12月27日
2002~2011年における英国の口腔咽頭扁平上皮がん発症率の増加について、同期間中のヒトパピローマウイルス(HPV)の陽性疾患率は変わっていないことから、HPVへの感染だけに起因するものではないという研究報告が、米国がん学会誌「Cance