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転移性アンドロゲン受容体陽性乳癌に対する標的療法の可能性を示す新たな研究/ダナファーバーがん研究所

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転移性アンドロゲン受容体陽性乳癌に対する標的療法の可能性を示す新たな研究/ダナファーバーがん研究所

2014年5月29日

薬剤エノボサーム(enobosarm)の経口1日用量を評価する非盲検臨床試験の結果は、アンドロゲン受容体陽性‐エストロゲン受容体陽性の転移性乳癌の女性に有望であることを示している。

第2相試験によるこの新しいデータは、シカゴで開催される米国臨床腫瘍学会(ASCO)において、2014年6月2日(月曜日)にダナファーバー癌研究所Susan F. Smith for Women’s Cancersの炎症性乳癌プログラム室長Beth Overmoyer医師により報告される予定である。

「この知見に非常に勇気づけられました。この薬は組織特異性ですので、内分泌療法の患者が通常経験する副作用の多くが発現しませんでした。起きたのはまれに吐き気と軽微な筋肉痛だけでした」とOvermoyer氏は述べた。

エノボサームは、副作用を最小限に抑えつつ選択的なアンドロゲン活性を示すように開発された経口非ステロイド選択的アンドロゲン受容体調節薬(SARM)である。80%を超えるエストロゲン受容体陽性転移性乳癌はアンドロゲン受容体陽性であり、この患者集団でアンドロゲン受容体に対する標的療法を開発する裏づけになっている。

転移性乳癌の治療に加えて、エノボサームは多様な筋消耗疾患および乳癌以外の癌の予防と治療にも役立つかどうか、試験中である。

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大木 勝弥 訳
金田澄子(薬学博士)監修
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原文

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