ホルモン抵抗性臨床的限局性前立腺癌の外部放射線治療:12カ月以内の前立腺特異抗原Nadir値臨床的意義 | 海外がん医療情報リファレンス

ホルモン抵抗性臨床的限局性前立腺癌の外部放射線治療:12カ月以内の前立腺特異抗原Nadir値臨床的意義

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ホルモン抵抗性臨床的限局性前立腺癌の外部放射線治療:12カ月以内の前立腺特異抗原Nadir値臨床的意義

External Beam Radiotherapy for Clinically Localized Hormone-Refractory Prostate Cancer: Clinical Significance of Nadir Prostate-Specific Antigen Value Within 12 Months.
Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2009 Mar 25. [Epub ahead of print]
Ogawa K, Nakamura K, Sasaki T, Onishi H, Koizumi M, Shioyama Y, Araya M, Mukumoto N, Mitsumori M, Teshima T; the Japanese Patterns of Care Study Working Subgroup of Prostate Cancer.
琉球大学放射線科(沖縄県、大阪府)

目的:ホルモン抵抗性臨床的限局性前立腺癌の外部放射線治療の成績をレトロスペクティブに解析し、放射線治療の臨床的転帰の推定値として12カ月以内の前立腺特異抗原(PSA)のNadir値(nPSA12)について臨床的意義を評価すること。

対象と方法:外部放射線治療がなされた84例のホルモン抵抗性限局性前立腺癌患者をレトロスペクティブに再検討した。総線量は30Gyから76Gy(中央値66Gy)で、全84例についての追跡期間の中央値は26.9カ月(2.7〜77.3カ月)であった。

結果:放射線治療後の84例の3年全生存率、無進行生存率、そして局所制御率はそれぞれ67%、61%、93%であった。放射線治療後、遠隔転移や領域リンパ節転移は34例(40%)に認めたが、局所の進行は5例(6%)に認めたのみであった。84例中、臨床的再発を認めた症例と認めなかった症例のnPSA12の中央値はそれぞれ3.1ng/mL, 0.5ng/mLであった。患者を低nPSA12値群(<0.5ng/mL)と高nPSA12値群(>/=0.5ng/mL)とに分けた場合、低nPSA12値群と高nPSA12値群の3年無進行生存率はそれぞれ96%、44%であった(p < 0.0001)。単変量解析ではnPSA12と治療前PSA値が無進行生存率に有意な影響を示し、多変量解析ではnPSA12のみが放射線治療後の無進行生存率の独立した予後因子であった。 結論:外部放射線治療はホルモン抵抗性臨床的限局性前立腺癌に対して良好な局所制御率を示し、nPSA12が放射線治療後の臨床的転帰を予測するものであった。

PMID: 19327908

平 栄(放射線腫瘍科) 訳

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