コーンビームCTと電子ポータル画像装置での線量測定を用いた3D生体線量測定 | 海外がん医療情報リファレンス

コーンビームCTと電子ポータル画像装置での線量測定を用いた3D生体線量測定

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コーンビームCTと電子ポータル画像装置での線量測定を用いた3D生体線量測定

3D in vivo dosimetry using megavoltage cone-beam CT and EPID dosimetry.
Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2009 Apr 1;73(5):1580-7.
van Elmpt W, Nijsten S, Petit S, Mijnheer B, Lambin P, Dekker A.
GROW研究所、マーストリヒト大学医学センター、放射線腫瘍科(MAASTRO)、マーストリヒト(オランダ)wouter.vanelmpt@maastro.nl

目的:治療中の透過線量測定と室内設置撮像装置による画像を組み合わせることで、患者へ投与された線量を事前の(治療計画上の)情報とは独立して再構成する手法を開発すること。

対象と方法:患者解剖確認用の超高圧コーンビームCTを治療位置でその患者で撮像した。治療中の照射野を患者の後面で電子ポータル画像装置(EPID)により測定した。コーンビームCTにより逆投影されたこれらの画像での線量の情報で、コーンビームCT内の線量分布のモンテカルロシミュレーションを行った。原体照射とIMRTの治療計画についてさまざまなファントムを用いて検証した。IMRTで治療された頭頚部癌患者に対して臨床的適用性を明らかにする。

結果:単一IMRTビームと7門のステップアンドシュート法IMRT計画について線量分布は、実測値や治療計画線量と比較して3%/3mm以内で再構成された。8カ所の点線量測定で検証した三次元原体照射計画は再構成された線量と比較して1.3 +/- 3.3% (1 SD)の誤差であった。実症例では計画線量と再構成線量は20%等線量線内の約95%について3%/3mm以内の誤差であった。線量体積ヒストグラム(dose-volume histogram:DVH)から得た再構成による平均線量は標的体積、正常組織について処方線量の3%以内の誤差であった。

結論:我々は治療中に測定された透過線量と室内設置撮像装置による画像を組み合わせることにより患者に投与された線量を検証する新たな手法を提示した。
この検証法はオフラインでの適応放射線治療(adaptive radiotherapy)と、治療セッション中に照射された線量分布を考慮に入れた線量誘導放射線治療戦略への可能性を開くものである。

PMID: 19306755

平 栄(放射線腫瘍科) 訳

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