顆粒球マクロファージコロニー刺激因子は、腫瘍で教育を受けたマクロファージにおける抗血管新生プログラムを呼び戻すことにより乳癌の成長と転移を抑制する | 海外がん医療情報リファレンス

顆粒球マクロファージコロニー刺激因子は、腫瘍で教育を受けたマクロファージにおける抗血管新生プログラムを呼び戻すことにより乳癌の成長と転移を抑制する

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顆粒球マクロファージコロニー刺激因子は、腫瘍で教育を受けたマクロファージにおける抗血管新生プログラムを呼び戻すことにより乳癌の成長と転移を抑制する

Granulocyte macrophage colony-stimulating factor inhibits breast cancer growth and metastasis by invoking an anti-angiogenic program in tumor-educated macrophages.
Cancer Res. 2009 Mar 1;69(5):2133-40.
Eubank TD, Roberts RD, Khan M, Curry JM, Nuovo GJ, Kuppusamy P, Marsh CB.
Division of Pulmonary, Allergy, Critical Care, and Sleep Medicine, Department of Internal Medicine, The Dorothy M. Davis Heart and Lung Research Institute, The Ohio State University, Columbus, Ohio 43210, USA.
オハイオ州立大学、The Dorothy M. Davis Heart and Lung Research Institute内科部門、肺・アレルギー・救急集中治療・睡眠医学科、コロンバス、オハイオ州43210、米国

腫瘍で教育を受けたマクロファージは腫瘍の転移と血管新生を促進する。我々は顆粒球マクロファージコロニー刺激因子(GM-CSF)が、可溶性VEGF受容体-1(sVEGFR-1)を産生することによりマクロファージの血管内皮増殖因子(VEGF)活性を阻害し、腫瘍関連のマクロファージの反応と腫瘍の成長への影響を決めることを明らかにした。マウス乳癌にGM-CSFを投与すると腫瘍の成長と転移が抑制されることが示された。これらの腫瘍はマクロファージの数が多く、血管は少なく、酸素濃度は低かった。この影響はsVEGFR-1に依存するものであった。in situハイブリッド形成法とフローサイトメトリーにより、sVEGFR-1をおもに産生するマクロファージを特定した。これらのデータからGM-CSFによりマウス乳癌での血管新生と転移を減少させるためにマクロファージを再教育することが可能であると考えられる。

PMID: 19223554

平 栄(放射線腫瘍科) 訳

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