2020年08月の記事一覧

腸内細菌叢で免疫チェックポイント阻害薬の効果がわかる可能性の画像

腸内細菌叢で免疫チェックポイント阻害薬の効果がわかる可能性

・腸内に生息する細菌が免疫系と相互作用することが、研究で示されている。  ・本研究は、その相互作用ががん患者の免疫療法への応答に影響を与えるかどうかを調べた。  ・本研究は、免疫療法が患者に有効かどうかが腸内細菌叢からわかる可能性があること
進行膀胱がんに対する免疫療法薬のタイミングが明らかにの画像

進行膀胱がんに対する免疫療法薬のタイミングが明らかに

2020年6月24日  最新情報:2020年7月1日、米国食品医薬品局(FDA)が白金製剤を用いた化学療法後に腫瘍が縮小したか又は増殖を止めた進行膀胱がんを有する患者に対し、アベルマブ(バベンチオ)を承認した。この承認は、転移していない(局
若年がん患者は生殖細胞に遺伝子変異を有する可能性の画像

若年がん患者は生殖細胞に遺伝子変異を有する可能性

若年がん患者は生殖細胞遺伝子検査の恩恵を受ける可能性がある 若年で発症したがん(early-onset cancer、高齢での発症が多いがんを若齢で発症)を有する18~39歳の若年がん患者は、きわめて高い確率で生殖細胞に遺伝子変異が認められ
<研究と患者アドボケート>がん研究の論文発表とその読み方の画像

<研究と患者アドボケート>がん研究の論文発表とその読み方

研究とアドボケート>がん研究>がん研究の論文発表とその読み方 (サイト注:本文中の「原文」へのリンクは、ウェブブラウザの翻訳機能を使用して日本語で閲覧可能です)  がん患者をケアするより良い方法を、医師や研究者らは常に模索しています。彼らは
FDAが再発・難治性マントル細胞リンパ腫にbrexucabtagene autoleucelを承認の画像

FDAが再発・難治性マントル細胞リンパ腫にbrexucabtagene autoleucelを承認

2020年7月24日、食品医薬品局(FDA)は、再発または難治性マントル細胞リンパ腫(MCL)の成人患者を対象としたCD19指向性遺伝子改変自己T細胞免疫療法であるbrexucabtagene autoleucel(販売名:TECARTUS