前立腺全摘術後のPSA再発患者に対する救済放射線治療に2年間のアンドロゲン抑制の有効性 | 海外がん医療情報リファレンス

前立腺全摘術後のPSA再発患者に対する救済放射線治療に2年間のアンドロゲン抑制の有効性

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前立腺全摘術後のPSA再発患者に対する救済放射線治療に2年間のアンドロゲン抑制の有効性

Efficacy of salvage radiotherapy plus 2-year androgen suppression for postradical prostatectomy patients with psa relapse.
Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2009 Apr 29. [Epub ahead of print]
Choo R, Danjoux C, Gardner S, Morton G, Szumacher E, Andrew Loblaw D, Cheung P, Pearse M.
メイヨークリニック 放射線腫瘍科(米国)

目的:前立腺全摘術後の前立腺特異抗原(PSA)再発に対する救済治療としての放射線治療と2年間のアンドロゲン抑制の併用療法の有効性を確かめること。

対象と方法:前立腺全摘術後のPSA再発患者75例をプロスペクティブ予備試験として救済放射線治療に2年間のアンドロゲン抑制で治療した。救済放射線治療終了後1カ月以内にニルタミド4週間投与とブセレリン酢酸塩デポを2年間2カ月おきに皮下投与によるアンドロゲン抑制を開始した。PSA無再発などを含めた無再発率はKaplan-Meier法により推定した。最短3カ月で2回連続した0.2ng/mLを超えるPSA上昇をPSA再発と定義した。再発に対する予後因子を評価するためにCox回帰分析を行った。

結果:救済放射線治療施行時の年齢の中央値は63才で、救済放射線治療後の追跡期間の中央値は6.4年であった。全例プロトコールの治療により最初はPSA完全奏効(< 0.2)となった。PSA無再発を含む無再発率は5年で91.5%、7年で78.6%であった。全生存率は5年、7年とも93.2%であった。Cox回帰分析によれば、病期がpT3、前立腺全摘術後2年未満のPSA再発が再発の有意な予後因子であった。 結論:救済放射線治療に2年間のアンドロゲン抑制の併用療法は前立腺全摘術後のPSA再発患者に対して有望な結果を示しており、確認試験が必要である。

PMID: 19409726

平 栄(放射線腫瘍科) 訳

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