癌予防のための5大春果物・春野菜/MDアンダーソンがんセンター | 海外がん医療情報リファレンス

癌予防のための5大春果物・春野菜/MDアンダーソンがんセンター

更新日

Facebookでシェアする Twitterにツィートする LINEに送る print

癌予防のための5大春果物・春野菜/MDアンダーソンがんセンター

MDアンダーソンの専門家が入手しやすい季節の果物・野菜類の情報を共有
M.D.アンダーソンがんセンター
2012年4月10日

春の果物や春野菜の価格が毎年上昇しているようだが、消費者が費用の内訳について数セント単位にまで気を配れば、これらの癌予防のための食物を買いだめすることは消費者にとって節約になる、とテキサス大学MDアンダーソンがんセンターの専門家は言う。

「野菜、果物、全粒穀類、豆類などの植物を中心とした食事をとることは、癌のリスクを抑えることができます。季節の食物を購入することは食事の旬を保ち、そして食物の選択に自信が持て、同時に長期的な健康目標を維持することにもなります。」と、MDアンダーソンがん予防センターの臨床栄養士であるClare McKindley氏は述べた。

これは、米国農務省からの価格表をもとにした入手しやすい春の果物や春野菜とその一食あたりの費用のリストである。価格は居住地域によって変動することがある。(円換算は、5月28日時のレート、1ドル=79円31銭、四捨五入で計算)

1.イチゴ:1食分89セント(約70円)

健康効果イチゴは、体を乳癌、皮膚癌、膀胱癌、食道癌、肺癌から予防する抗癌作用のある栄養が豊富に含まれている。
鮮度の見分け方:新鮮なイチゴは、硬い緑色のヘタがついている。カビが生えたり、腐っていたり、傷んでいるものは避ける。全体の表面の半分以上がピンク色か赤色のものを選ぶ。
1食分の量:1カップ
1食分のカロリー:46キロカロリー
1ポンドあたり(約450グラム)の平均価格:2ドル28セント(約181円)。1ポンドは、丸ごとのイチゴが2カップ強の量。

2.ホールパイナップル:1食分70セント(約56円)

健康効果:この甘い果物は、ナトリウムが少なく、ビタミンCが豊富である。無脂肪のデザートとしてはパーフェクトで、成人の健康的な体重維持を補助し、癌のリスクを低くする選択肢がある。
鮮度の見分け方:葉が柔らかくないか、または黒い点がついていない乾燥した感じの葉がついたパイナップルを選ぶ。
1食分の量:ぶつ切りしたパイナップルを1カップ
1食分のカロリー:82キロカロリー
1ポンドあたり(約450グラム)の平均価格:1ドル4セント(約82円)。ホールパイナップル1個をぶつ切りすると約5カップの量。

3.ホウレン草(生):1食分52セント(約41円)

健康効果:春は緑の季節。ホウレン草は緑色野菜の長所がたくさん詰まっている。ホウレン草を食べることにより、口腔、喉頭、咽頭の癌から体を守る食物繊維、葉酸、抗酸化物質が体の機能を強化する。
鮮度の見分け方:新鮮で、葉がしっかりしている緑の濃い束を選ぶ。葉が虫に食われているものは避ける。
1食分の量:生のものを1カップ
1食分のカロリー:7キロカロリー
1ポンドあたり(約450グラム)の平均価格:3ドル92セント(約311円)。1袋約283グラムのホウレン草は、生で約5カップの量。

4.カラシ菜(加熱済み):1食分81セント(約64円)

健康効果:ホウレン草が苦手な人は、カラシ菜が選択肢の一つである。加えて、ホウレン草と同じく、抗癌作用のパワーが詰まっている。
鮮度の見分け方:葉が新鮮で、柔らかく、きれいで汚れていないものを選ぶ。葉が腐っている、破れている、傷んでいるものは避ける。
1食分の量:加熱したものを1カップ
1食分のカロリー:21キロカロリー(油も塩分も加えずに熱を加えたもの)
1ポンドあたり(約450グラム)の平均価格:2ドル19セント(約174円)。1ポンドあたりの加熱したカラシ菜は約2と1/2カップの量。

5.新鮮なブロッコリー(加熱済み):1食分63セント(約50円)

健康効果:ブロッコリーはアブラナ科の最も人気のある野菜である。濃い緑色で、結腸直腸癌から体を守る、葉酸、食物繊維、抗酸化物質が豊富である。
鮮度の見分け方:最も良質のブロッコリーをかぎ分ける。臭いがなく、硬く青みがかった緑のつぼみの株を選ぶ。
1食分の量:カットしたものを1カップ
1食分のカロリー:30キロカロリー(塩分を加えずに熱を加えたもの)
1ポンドあたり(約450グラム)の平均価格:1ドル84セント(約146円)。ブロッコリー1ポンドをカットすると約5カップの量。

食物と癌の予防についての詳細は、webサイト:www.mdanderson.org/focusedをご覧ください。

***********
湖月 みき 訳
田中謙太郎(呼吸器・腫瘍内科、免疫/テキサス大学MDアンダーソンがんセンター)監修
************


原文


printこの記事を印刷する Facebookシェアする Twitterツィートする LINE送る

免責事項当サイトの記事は情報提供を目的としてボランティアで翻訳・監修されています。翻訳の記事内容や治療を推奨または保証するものではありません。

注目キーワード

新着ドキュメント

一覧

週間ランキング

  1. 1乳がん化学療法後に起こりうる長期神経障害
  2. 2非浸潤性乳管がん(DCIS)診断後の乳がんによる死亡...
  3. 3がんに対する標的光免疫療法の進展
  4. 4「ケモブレイン」およびがん治療後の認知機能障害の理解
  5. 5若年甲状腺がんでもリンパ節転移あれば悪性度が高い
  6. 6BRCA1、BRCA2遺伝子:がんリスクと遺伝子検査
  7. 7治療が終了した後に-認知機能の変化
  8. 8ASCO、がん臨床試験に対する適格基準の緩和を推奨
  9. 9コーヒーが、乳がん治療薬タモキシフェンの効果を高める...
  10. 10ルミナールA乳がんでは術後化学療法の効果は認められず

お勧め出版物

一覧

arrow_upward