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NCI、十代対象の禁煙支援サービスを開始

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NCI、十代対象の禁煙支援サービスを開始

NCI プレスリリース 2011年12月2日

 

十代の禁煙を支援するこの新サービスのツールは、現代の若者の必携品、つまり、携帯電話である。禁煙の専門家によって開発されたSmokefreeTXTは、禁煙を試みている若者に激励の言葉や助言、禁煙のコツを年中無休で無料メール配信する。米国国立衛生研究所を母体とする米国国立癌研究所(NCI)がこの取り組みを主導する。

このサービスに登録すると、本人が選択した禁煙開始日から6週間にわたり携帯電話にメールが送信される。この6週間という期間設定がSmokefreeTXTの重要なポイントで、禁煙は最初の2~3週間以降も引き続き支援が必要である、とする研究結果に依拠するものである。登録するには、teen.smokefree.govにアクセスするかiQUIT(47848)に「QUIT」とメール送信すればよい。

十代の20%近くが習慣的に喫煙しており、禁煙支援を受けない限り、彼らのほとんどが成人以降も喫煙を続ける。また、彼らの多くが禁煙を望んでいるが、科学的根拠のある禁煙プログラムの使用者は極めて少ない。NCIは、携帯電話を使うことでより効果的に十代の喫煙者たちを科学的に立証されたアプローチへと導きたい、としている。

SmokefreeTXTは、米国社会保健福祉省によるモバイル健康支援プログラム開発計画の要であり、NCIの禁煙サイト(smokefree.gov) に増設されたサイト、新規Smokefree Teen (teen.somokefree.gov) の目玉コンテンツのひとつである。Smokefree Teenは、SmokefreeTXTの他に、ソーシャル・メディアを使って若者に禁煙ツールを紹介するサービスも行っている。また、2012年1月には、無料のスマートフォン対応アプリQuitSTARTを開始する。十代を対象とする双方向型禁煙ガイダンスで、意志や感情のコントロールに関する専門的なアドバイスを提供したり、喫煙欲求を追跡したり、禁煙のモニタリングを行う。

「12歳から17歳の青少年の75%が携帯電話を持っている中、彼らの健康への意識や行動に変化をもたらすためのツールとしてモバイルテクノロジーは大きな可能性を持っています」と、NCI Tobacco Control Research Branchの行動科学者であるErik Augustson博士は述べている。

Smokefree Teen、SmokefreeTXTについての詳細は、 http://teen.smokefree.govへ。

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村上 智子訳

橋本 仁 (獣医学) 監修

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原文

 

 

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