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コーヒーは子宮癌のリスクを低下させる可能性がある

キャンサーコンサルタンツ

1日4杯以上のコーヒーを飲む女性は、ほとんど飲まない、あるいはまったく飲まない女性と比較して、子宮内膜癌(子宮の内膜に発症する癌)の発症リスクが低下する可能性がある。この結果は、Cancer Epidemiology, Biomarkers, & Prevention誌で発表された。

 

米国では、毎年46,000人以上の女性が子宮癌と診断されている。子宮癌の最も一般的なタイプは子宮内膜癌(子宮の内膜に発症する癌)である。

 

コーヒーには数百種類ものさまざまな化合物が含まれており、それらの一部には癌予防効果があると考えられている。しかしながら、コーヒーがどのようにして癌の発症リスクを上昇または低下させるのか、その厳密なメカニズムについては十分に解明されていない。

 

コーヒーの摂取と子宮内膜癌との関係性を調査するために、研究者らはNurses’Health Studyに参加した67,000人以上の女性から情報を収集した。

  • 1日のコーヒー摂取量が4杯未満の場合、子宮内膜癌の発症リスクに影響はみられなかった。
  • 1日4杯以上コーヒーを飲む女性は、コーヒーをほとんど飲まない女性(1日1杯未満)と比較して、子宮内膜癌の発症リスクが25%低下した。
  • お茶の摂取と子宮内膜癌の発症リスクとの関係性は認められなかった。

 

これらの結果は確定的なものではないが、コーヒーの摂取量が極めて多い女性は(1日4杯以上)、子宮内膜癌のリスクが低下することを示唆している。しかし、研究者らは、コーヒーに相当量の砂糖またはクリームを加えると、期待できるベネフィットが損なわれる可能性があると指摘する。肥満は、子宮内膜癌の重要な寄与因子であることが知られており、子宮内膜癌のリスク低下のために女性ができる最も重要なことの1つは、食事療法と運動により適正な体重を維持することである。

 

参考文献:

Je Y, Hankinson SE, Tworoger SS, DeVivo I, Giovannucci E. A prospective cohort study of coffee consumption and risk of endometrial cancer over a 26-year follow-up. Cancer Epidemiology, Biomarkers, & Prevention. Early online publication November 22, 2011.

 


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翻訳森島由希

監修朝井鈴佳(獣医学・免疫学)

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