2011/11/01号◆癌研究ハイライト「年1回の胸部X線検査で肺癌死は減少しない」「乳房温存術施行後の放射線療法で生存率が改善」「まれなタイプの甲状腺癌に対し、標的治療が利益をもたらす」「レトロゾールはタモキシフェンよりも乳癌再発予防効果が大きい」「一部のメラノーマ患者では小さい切除範囲でも十分に安全」「HPVワクチンにより肛門部HPV感染と前癌病変が減少」 | 海外がん医療情報リファレンス

2011/11/01号◆癌研究ハイライト「年1回の胸部X線検査で肺癌死は減少しない」「乳房温存術施行後の放射線療法で生存率が改善」「まれなタイプの甲状腺癌に対し、標的治療が利益をもたらす」「レトロゾールはタモキシフェンよりも乳癌再発予防効果が大きい」「一部のメラノーマ患者では小さい切除範囲でも十分に安全」「HPVワクチンにより肛門部HPV感染と前癌病変が減少」

更新日

Facebookでシェアする Twitterにツィートする LINEに送る print

2011/11/01号◆癌研究ハイライト「年1回の胸部X線検査で肺癌死は減少しない」「乳房温存術施行後の放射線療法で生存率が改善」「まれなタイプの甲状腺癌に対し、標的治療が利益をもたらす」「レトロゾールはタモキシフェンよりも乳癌再発予防効果が大きい」「一部のメラノーマ患者では小さい切除範囲でも十分に安全」「HPVワクチンにより肛門部HPV感染と前癌病変が減少」

同号原文
NCI Cancer Bulletin2011年11月01日号(Volume 8 / Number 21)
日経BP「癌Experts」にもPDF掲載中~

PDFはこちらからpicture_as_pdf

____________________

癌研究ハイライト

・年1回の胸部X線検査で肺癌死は減少しない
・乳房温存術施行後の放射線療法で生存率が改善
・まれなタイプの甲状腺癌に対し、標的治療が利益をもたらす
・レトロゾールはタモキシフェンよりも乳癌再発予防効果が大きい
・一部のメラノーマ患者では小さい切除範囲でも十分に安全
・HPVワクチンにより肛門部HPV感染と前癌病変が減少
(その他のジャーナル記事)・マウス試験から低用量ニコチンは肺腫瘍を増殖させない
・携帯電話は脳腫瘍リスクを上昇させない
******** ********  ********  ********
年1回の胸部X線検査で肺癌死は減少しない

肺癌検診として年1回の標準的胸部X線検査を実施しても、年1回検診をしない場合と比較して肺癌の死亡率を減少させないことがNCI主導の前立腺癌、肺癌、大腸癌、卵巣癌スクリーニング試験(PLCO)により確認された。中央値約12年の追跡調査から得たこの結果は、10月26日付 JAMA誌電子版に掲載された。

本試験の参加者は、年1回4年連続で胸部X線検査を受ける群と、各自治体で一般的な通常ケア群にそれぞれ無作為に割り付けられたが、両群間で肺癌による死亡率にはほとんど差が認められなかった。

PLCOはこれまでに実施された癌検診試験の中でも最大規模の試験である。PLCO試験には55歳から74歳までの約15万5000人が参加した。そして1993年11月から2001年7月までの間に指定10施設のうちの1カ所で4つの異なる癌の検診を受けた。

昨年末に初回報告された全米肺検診臨床試験(NLST)とは異なり、PLCOの参加者は癌の高リスク群ではなかった。現在喫煙中である参加者は10%のみであり、過去の喫煙経験者は42%であった。PLCO参加者のうち91.3%が1回以上、83.5%が4回すべての胸部X線検査を受けた。通常ケア(対照)群で、4年の介入期間中に肺癌検診のための胸部X線検査を受けたのは11%のみであった。

NLSTでは低線量ヘリカル断層撮影 (CT)を用いた検診を実施し、主に喫煙歴から肺癌高リスク群と判断された患者の胸部X線と比較した。その結果、CT検診群の肺癌死亡率が20%低かった。PLCO研究者らが、今回の試験参加者のうち喫煙歴に基づいてNLST 試験に参加し得た(参加資格を満たせた)3万人におけるサブセット解析をみたところ、追跡調査6年および13年で検診による肺癌死亡率の低下がわずかながら認められた。しかし、この結果に統計的有意差は認められなかった。

PLCOの検診で肺癌と診断された18%のみが、介入期間中に肺癌の確定診断を受けた。しかし、PLCO およびNLSTの試験責任医師であるNCI癌予防部門のDr. Christine Berg氏は、さらに長期間検診を継続しても、肺癌高リスク群の死亡率を低下させるにはおそらく至ることはないであろう、と述べている。

試験の結果は「大部分の研究結果と同様、確固たるもの」であるとBerg氏は述べた。「胸部X線による検診では、個々の背景などを考慮したとしても、肺癌死亡率の低下に対する有益性が得られないことは事実である」。

研究グループは、今回の試験におけるCT検診に関連した偽陽性率の高さとの関係を含めて、さらにNLSTの結果を分析中である、とBerg氏は述べている。

乳房温存術施行後の放射線療法で生存率が改善

乳房温存術後の放射線療法施行により乳癌再発リスクが大幅に減少し、本疾患による死亡リスクがやや低下したことがEarly Breast Cancer Trialists’ Collaborative Group(早期乳癌研究者共同グループ)によるメタ解析の最新結果で明らかになった。

Lancet誌電子版で 10月19日に発表された本結果は、乳房温存術に放射線療法を併用するのと併用しないのとを比較した17のランダム化試験に参加した約11000例の女性のデータに基づいている。放射線療法は術後乳房に残存する微小疾患を取り除くことで、乳癌再発や他の部位への転移を予防するのに役立つ可能性がある。

著者らの報告によれば、放射線療法は最初の10年において乳癌再発の絶対リスクを16%低下させ(35%から19%へ)、術後15年の乳癌死の絶対リスクを4%低下させた(25%から21%へ)。

乳癌の生物学的分類によって放射線療法の乳がん再発抑制効果に差があることを本試験は明らかにした。エストロゲン受容体陽性の腫瘍を有する患者のほうがエストロゲン受容体陰性やトリプルネガティブ乳癌の女性よりも有益であった。

10年乳癌再発率の相対リスク約50%の低下は、化学療法単独やホルモン療法単独で得られる結果を上回ると、テキサス大学 MDアンダーソンがんセンターのDr. Thomas Buchholz氏 は付随論評で述べた。この改善はHER2陽性乳癌患者に対するトラスツズマブ (ハーセプチン)により得られるベネフィットとほぼ同等であったと、彼は続けた。

今回の解析を含む臨床試験に患者が参加して以来、検査や手術、病理、放射線療法、全身療法はかなり変化している。そのため、再発に関し放射線療法がもたらす絶対リスクの低下は、今後の患者においてはこれらの試験の記録とはかなり異なることが考えられると著者らは述べている。

それでもなお、このベネフィットは絶対リスクが大きく異なる幅広い患者の間で確認されたものである。このことから、本アプローチが乳房温存術を受ける未来の患者においても、本研究で解析した試験に含まれる女性と同じではないものの、同様のベネフィットを受ける可能性があることが示唆されたと著者らは結論づけた。

まれなタイプの甲状腺癌に対し、標的治療が有益

複数分子を標的とした分子標的薬バンデタニブ[vandetanib] (Caprelsa)を用いた治療により、甲状腺髄様癌(MTC)を有する患者において無増悪生存期間の延長が認められたとの知見が1つのランダム化比較試験から得られた。今年、米国食品医薬品局(FDA)は第3相試験から得た最初の知見に基づいてMTC患者の治療に対しバンデタニブを承認した。MTCは全甲状腺癌の5%にすぎないまれな癌であり、癌が進行期に至ると、放射線療法と化学療法は限定的な効果しかもたらさない。

本試験の結果は10月24日付Journal of Clinical Oncology誌電子版で発表された。

追跡期間24カ月の時点では、バンデタニブ投与患者の無増悪生存期間はいまだ中央値に至らないとNCI癌研究センターの腫瘍内科に所属するDr. Samuel Wells氏らは報告した。プラセボ投与患者における無増悪生存期間が19.3カ月であったのに比べて、バンデタニブ投与患者の無増悪生存期間は30.5カ月であった。

この二重盲検試験にはMTC患者331人が登録し、バンデタニブもしくはプラセボに無作為に割り付けられた。すべての患者は局所進行疾患か遠隔転移を有していた。疾患に進行の徴候がみられた場合、プラセボ群の患者はバンデタニブの服用を選択することができた。

無増悪生存期間の延長に加え、バンデタニブ群ではプラセボ群に比較して部分奏効率が高く、その他の疾患関連の測定値が良好であった。この薬剤が標的とする分子の一つはRETキナーゼであり、奏効率は、RET変異のないものに比較してRET変異がある患者において高いようであった。RET変異がないことが確認された患者は非常にわずかであったため、RET変異のない患者の奏効率は不明である。

プラセボ群の52人がバンデタニブを服用したことから、この試験では全生存期間の改善を示すことは不可能であろうと著者らは述べた。

バンデタニブ投与例で、下痢、悪心や高血圧などを含む副作用がより多くみられ、副作用により患者の12%が服薬を中止した。

バンデタニブの副作用プロフィールは、この薬剤によるMTC患者の治療に影響するであろうと、オーストラリアにあるピーター・マッカラムがんセンターのDr. Benjamin Solomon氏とDr. Danny Rischin氏は付随論説に記した。バンデタニブで治療した患者の8%で、心律動障害の一種であるQTc延長がみられたことが特に懸念される、と彼らは続けた。QTc延長のリスクにより、リスク評価・軽減戦略のもとでのみバンデタニブは使用可能である。

症状を示さない進行MTC患者については、疾患進行の徴候を経過観察するのみにすべきだと、Solomon氏とRischin氏は忠告した。「一方で、症状があり、疾患による苦しみが大きい場合や疾患が急速に進行している場合には、バンデタニブでの治療により多くの患者がベネフィットを得ることになろう」。

レトロゾールはタモキシフェンよりも乳癌再発予防効果が大きい

大規模ランダム化試験の追跡期間中央値8年後において、アロマターゼ阻害剤レトロゾールを5年間投与したエストロゲン受容体陽性の乳癌女性では、タモキシフェンを5年間投与した女性よりも追跡期間中の癌再発や死亡の割合が少なかった。さらに、5年間の順次治療(レトロゾールで2年治療後にタモキシフェンで3年治療、あるいはタモキシフェンで2年治療後にレトロゾールで3年治療)は、再発予防や死亡の抑止という点において、5年間のレトロゾール単独治療を上回ることはなかった。BIG 1-98試験で得られたこれらの結果は、10月20日付Lancet Oncology誌電子版で発表された。

27カ国の研究者らは、手術により切除可能な浸潤性乳癌の閉経後女性8010人を本試験に登録した。術後、女性らは、レトロゾール5年間(レトロゾール単独療法)群、タモキシフェン5年間(タモキシフェン単独療法)群、2つの順次治療群の4グループのいずれかに無作為に割り付けられた。レトロゾールのメーカーであるノバルティス社が、NCIやInternational Breast Cancer Study Group(国際乳癌臨床試験団体)とともに本試験に資金提供した。

本試験の2005年の予備結果では、早期再発予防の点でレトロゾール単独療法がタモキシフェンをしのぐことが明らかになるとともに、クロスオーバー(※別の群へ乗り換え)の選択肢が与えられた場合、タモキシフェン単独群の2459人中619人がレトロゾールへのクロスオーバーを選択したことが明らかになった。クロスオーバーが試験結果の解釈を困難にする可能性があるので、研究者らは従来から用いられているintent-to-treat解析 (最初に割り当てられた治療のデータのみを含める)と、クロスオーバーを考慮するよう設計された方法で解析した。

intent-to-treat解析では、レトロゾールを単独投与した女性の8年後の無病生存率は73.8%、タモキシフェン単独では70.4%であった。レトロゾール単独投与の女性はタモキシフェン単独投与の女性よりも8年後の全生存率が良好であった(83.4% vs. 81.2%)。両群間のこの差は、クロスオーバーを考慮した解析のほうがわずかに大きかった。2つの順次治療群の結果は、いずれもレトロゾール単独を上回るものではなかった。

これらの最新結果によって、レトロゾールがタモキシフェンと比較して再発リスクを低下させ生存を改善することが示されたが、「再発リスクが低~中等度であったり、レトロゾールで開始あるいは継続が禁忌の患者や、5年間のレトロゾールが入手不能である可能性がある場合では順次治療が妥当であるかもしれない」、と著者らは結論づけた。

「これら2つの薬剤の副作用は異なり、本試験によって、女性に選択肢があることが示された」と、本研究には関与していないNCI癌治療・診断部門の乳癌治療リーダーであるDr. Jo Anne Zujewski氏は述べた。「もしレトロゾールの副作用が耐え難いものであれば、ホルモン治療をすべて中止するよりもタモキシフェンに切り替えることでベネフィットを維持できる」。

参考文献: 「レトロゾールは早期乳癌にタモキシフェンより有効

一部のメラノーマ患者では小さい切除範囲でも十分に安全

この研究は1992年から2004年の間にヨーロッパの9施設において実施され936人の患者が登録され2cmか4 cmのいずれかの切除範囲で治療を受けた。中央値6.7年の追跡調査後、死亡患者は2cm切除群で181人、4cm切除群で177人であった。両群とも5年生存率は65%であった。

厚みのある悪性黒色腫の最適な切除範囲については長年にわたり議論され意見が分かれていた、とカロリンスカ研究所(スウェーデン) のDr. Peter Gillgren 氏を筆頭とする本研究の著者らは言う。広範囲に及ぶ切除は外観を損ね、リンパ浮腫や入院期間の長期化を招く可能性がある。また、皮膚移植を頻繁に行わなければならず、皮膚弁再建が複雑になる。「広範囲に切除すれば外科的困難が生じ、小さく切除すれば再発リスクが高くなるという相反性が生じるため、無病生存率や、さらに全生存率に関してまでも妥協せざるを得ない」と研究者らは記した。

コクラン共同計画による最近のいくつかの研究とメタアナリシスによると、悪性黒色腫を小さく切除した場合の局所再発率や全生存率に対する有意差は認められていない。しかしながら、過去の研究において「2mm以上に肥厚した黒色腫患者を対象に切除範囲を2cmと4cmで比較した同規模のランダム化対照試験は実施されていない」と研究者らは記している。

オーストラリア・メラノーマ研究所の Dr. John Thompson 氏とノースカロライナ大学チャペルヒル校 Dr. David Ollila氏は付随論説の中で、現在の研究の結論としては2cmと4cm幅の比較について「当初計画していた同等性試験は集積患者2000人を対象とした臨床試験デザインであったが、実際は登録者1000人未満であり調整する必要がある」と述べた。

結果的にこの試験は両治療法の同等性を実証する統計的有意差に欠けるものであるが、2cmの切除は4cmに対して劣らないことが示された。論説ではまた、1cmの切除が2cmと同等か非劣性かを確認する試験を計画中であるとも述べている。

HPVワクチンにより肛門部HPV感染と前癌病変が減少

抗ヒトパピローマウイルス(HPV)6型、11型、16型、18型効果を有するワクチン、ガーダシルが同性と性交歴のある男性を対象とした研究により、HPV肛門持続感染のリスクを低下させ、肛門癌の前駆病変として知られる肛門上皮内腫瘍の発症率を低下させることが明らかとなった。この結果は10月27日付 New England Journal of
Medicine誌に掲載された。

肛門癌の発症率は一般集団において1年に約2%の割合で上昇し続けている。肛門癌は同性と性交歴のある男性に特によくみられる。

H・リー・モーフィットがんセンター&研究所の Dr. Joel Palefsky氏とマウントサイナイ医科大学(ニューヨーク) のDr. Anna Giuliano氏は16歳から 26歳の男性602人を HPVワクチン接種群とプラセボ群に無作為に割り付けた。36カ月の追跡調査後、全3回接種した男性はHPV6型、11型、16型、18型に関与する肛門上皮内腫瘍の発症率が77.5%低かった。同型HPVの肛門部ウイルス持続感染の危険率は94.9%減少した。ワクチン接種による重大な副作用は報告されなかった。

肛門癌に対するワクチンの直接的効果を評価するには、今回の研究期間は十分とは言えないが、これらの結果から過去の結果同様HPVワクチンがHPV16型、18型による肛門癌リスクを低下させる可能性が示唆された。

「現在のところ肛門癌リスクを減らすようなグレード2または3の肛門上皮内腫瘍の治療法や定期検診は存在しない」と著者らは説明している。「ワクチン接種がおそらく肛門癌および肛門コンジローマのリスクを減少させる最適の長期的予防法であろう」。

その他のジャーナル記事マウス試験から低用量ニコチンは肺腫瘍を増殖させない

マウスによる最近の研究から、これまでのいくつかの前臨床試験の結果とは逆に低用量ニコチンは肺腫瘍の増殖を促進しないことが判明した。10月25日発行 Cancer Prevention Research誌電子版に掲載されたこの研究結果によると、ニコチン置換療法(NRT)を長期間継続使用することに対する是非は米国食品医薬品局(FDA)により検討中であるが、喫煙経験者の肺癌リスクを上昇させないことが示された。肺腫瘍の形成、腫瘍増殖、転移に対するニコチンの影響を確認するために、NCI腫瘍内科のDr. Phillip A. Dennis氏と共同研究者らは、ヒトがNRTを使用したときと同量にあたるニコチンを飲み水に添加しマウスに与えた。

低用量ニコチンにより「腫瘍数、大きさとも増加せず、全生存率にも影響を与えなかった」と研究者らは記した。またニコチンは、K-ras遺伝子変異を誘発する化合物を与えたマウス由来の肺腺癌細胞株から発生させた腫瘍に対する増殖および転移にも影響を与えなかった。K-ras変異はタバコに起因するヒト肺癌によくみられる変異である。

これらの結果から、低用量ニコチンは腫瘍発生に大きく影響しないことが示唆され、より高用量のニコチンを投与した過去の研究とは異なる結果となった、と著者らは結論づけた。しかしDennis氏はこれらのマウスモデルから得た結果は、すべての喫煙関連肺癌に適応されるわけではないと警告している。

携帯電話は脳腫瘍リスクを上昇させない

デンマーク全国で登録されたコホート研究の最新報告によると、携帯電話の使用は脳腫瘍のリスクを上昇させないことが10月19日発行 British Medical Journal誌に掲載された。研究者らはまた、10年以上の携帯電話契約者を対象としたコホート研究に限定し、神経膠腫および髄膜腫を個別に分析した。また携帯電話機と最も距離の近い解剖学的領域の腫瘍を分析したが、リスクは上昇しなかったと付随論文で述べた。

この研究は1990年から2007年の期間にデンマークにおける携帯契約者358、403人の腫瘍発生率を非契約者と比較したものである。携帯電話に関する他の研究に影響を与えてきた潜在的な統計的バイアスを除去するために、研究者らは契約と登録のデータを利用した。

NCI Cancer Bulletin関連記事 : 「携帯電話と癌リスクーDr. Martha Linet氏との対話」 、「携帯電話の使用によって総体的な脳腫瘍のリスクは上昇しないことが研究で判明

******
武内 優子、大倉 綾子 訳
小宮 武文(呼吸器内科/NCI Medical Oncology Branch)、原野 謙一 (国立がん研究センター中央病院 乳腺科・腫瘍内科) 監修
******

printこの記事を印刷する Facebookシェアする Twitterツィートする LINE送る

免責事項当サイトの記事は情報提供を目的としてボランティアで翻訳・監修されています。翻訳の記事内容や治療を推奨または保証するものではありません。

注目キーワード

新着ドキュメント

一覧

週間ランキング

  1. 1非浸潤性乳管がん(DCIS)診断後の乳がんによる死亡...
  2. 2BRCA1、BRCA2遺伝子:がんリスクと遺伝子検査
  3. 3リンパ腫患者の余命は、診断後の無再発期間2年経過で通...
  4. 4FDAがCAR-T 細胞療法Yescartaを成人大...
  5. 5若年甲状腺がんでもリンパ節転移あれば悪性度が高い
  6. 6ルミナールA乳がんでは術後化学療法の効果は認められず
  7. 7脊髄転移に対する組織内レーザー温熱療法
  8. 8濾胞性リンパ腫治療の新時代
  9. 9乳がん治験薬エンドキシフェン、NCIの支援により研究...
  10. 10コーヒーが、乳がん治療薬タモキシフェンの効果を高める...

お勧め出版物

一覧

arrow_upward