SIB(Simultaneous Integrated Boost:標的体積内同時ブースト)-IMRT(Intensity-modulated Radiotherapy:強度変調放射線治療)中に経験した急性毒性 – 北インド地域癌センターでの経験 | 海外がん医療情報リファレンス

SIB(Simultaneous Integrated Boost:標的体積内同時ブースト)-IMRT(Intensity-modulated Radiotherapy:強度変調放射線治療)中に経験した急性毒性 – 北インド地域癌センターでの経験

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SIB(Simultaneous Integrated Boost:標的体積内同時ブースト)-IMRT(Intensity-modulated Radiotherapy:強度変調放射線治療)中に経験した急性毒性 – 北インド地域癌センターでの経験

Acute Toxicities Experienced during Simultaneous Integrated Boost Intensity-modulated Radiotherapy in Head and Neck Cancers – Experience from a North Indian Regional Cancer Centre.
Clin Oncol (R Coll Radiol). 2009 Sep 11. [Epub ahead of print]
Chakraborty S, Ghoshal S, Patil V, Oinam A, Suresh S.
Department of Radiotherapy and Oncology, Post Graduate Institute of Medical Education and Research, Chandigarh, India.

目的:われわれの施設でSIB-IMRT(simultaneous integrated boost intensity-modulated radiotherapy:標的体積内同時ブーストIMRT)の有用性を評価するためにプロスペクティブ試験を行った。治療中および治療終了直後に発生した急性毒性を報告した。

対象と方法:2つのSIB-IMRTスケジュールの評価可能な28例の患者について治療中にプロスペクティブに集積された急性毒性のデータを解析した。毒性は有害事象共通用語規準 v3.0(Common Terminology Criteria for Adverse Events version 3.0 system)を用いてグレード化した。21例の患者は肉眼的標的体積, 高リスク臨床標的体積, 低リスク臨床標的体積にそれぞれ 72Gy, 66Gy, 57Gyを33分割で照射するSIB72スケジュールで治療し、7例は同じくそれぞれの体積に66Gy, 60Gy, 54Gyを30分割で照射するSIB66スケジュールで治療した。治療期間中、化学療法はおこなわなかった。発生率の記述的分析と毒性の期間の保険統計解析を提示する。

結果:Grade 3以上の急性の粘膜毒性と放射線皮膚毒性はそれぞれ、42.9%, 14.3%の患者に認められた。粘膜毒性は大部分の症例で第2週に発生した。SIB72スケジュールでの遷延性のgrade 4粘膜潰瘍の1例を含め、通常とは異なるパターンの粘膜炎が発生した。Grade 3の体重減少が10.57%の症例で認められた。治療中、Grade 3の疼痛が70%の症例に、grade 3の嚥下障害が10%の症例に認められた。

結論:この試験で用いたSIB-IMRTは実用可能ではあるが、粘膜と皮膚毒性の増加を伴う。

PMID: 19748768

平 栄(放射線腫瘍科) 訳

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