2008/01/22号◆FDA最新情報「FDAがビスフォスフォネート製剤による疼痛について警告」 | 海外がん医療情報リファレンス

2008/01/22号◆FDA最新情報「FDAがビスフォスフォネート製剤による疼痛について警告」

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2008/01/22号◆FDA最新情報「FDAがビスフォスフォネート製剤による疼痛について警告」

同号原文
NCI Cancer Bulletin2008年1月22日号(Volume 5 / Number 2)
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◇◆◇FDA最新情報◇◆◇

ビスフォスフォネート製剤による疼痛についてのFDA警告

1月7日、米国食品医薬品局(FDA)は、骨粗鬆症および癌に関連した高カルシウム血症、パジェット病、多発性骨髄腫または固形腫瘍からの骨転移を有する患者における骨密度の低下を予防、治療するビスフォスフォネート製剤に関する警告を医療従事者および患者に対して発した。

フォサマックス〔Fosamax〕、ダイドロネル〔Didronel〕、ボニーバ〔Boniva〕、アレディア〔Aredia〕、アクトネル〔Actonel〕、スケリッド〔Skelid〕、レクラスト〔Reclast〕およびゾメタ〔Zometa〕等のこの分類に属する薬剤は使用開始後、数日、数ヶ月または数年後に重篤な筋骨格系の疼痛を引き起こすおそれがあると当局は警告している。患者らは、この傷みは歩行など通常の活動を継続することができなくなるほど重度であり、かつ日常生活に支障をきたすものであると表現している。

特にビスフォスフォネート製剤の最初の使用が静脈内点滴で行われた場合、患者は発熱、悪寒または骨、筋肉および関節の疼痛を発症することがあるが、これらの症状は数日間のうちに消失する傾向にある。しかし数例の患者では、これらの疼痛は重篤で、ビスフォスフォネート製剤の使用を中止しない限り疼痛が消失しない場合もある。

ビスフォスフォネート製剤使用時の重篤な筋骨格系の疼痛に関する危険因子は依然として不明であるが、医療従事者らがこの関連性に注意を払い、患者のニーズにより早く対応できるように、FDAはこの警告を発した。「処方者は、重篤な疼痛の症状が発生した場合にはビスフォスフォネート製剤の使用中止を考慮しなければならない」と本警告では述べられている。また、「ビスフォスフォネート製剤の使用を中止してもこれらの症状が軽減または消失しない場合には、筋骨格系の疼痛をきたしている別の要因を考慮しなければならない」とも述べられている。

当局は、来年度もこの傾向に関する報告を引き続き評価し、結果がわかり次第ウェブサイトへ最新情報を掲載する予定である。

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佐々木 了子 訳
島村 義樹 (薬学) 監修

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