
同号原文|キャンサーブレティン一覧
NCI Cancer Bulletin2011年5月03日号(Volume 8 / Number 9)
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◇◆◇ 特集記事 ◇◆◇
FDAが進行前立腺癌治療薬としてアビラテロンを承認
FDA(米国食品医薬品局)は、最近まで有効な治療選択肢がほとんどなかった進行前立腺癌患者への新たな治療を承認した。これは過去1年間で2つ目の前立腺癌治療薬の承認である。
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◇◆◇癌研究ハイライト◇◆◇
・乳癌予防のためのラロキシフェンおよびタモキシフェンのベネフィット・リスク評価ツール
・乳癌に対する強度変調放射線治療(IMRT)施行数は保険制度の影響を受ける
・全ゲノム配列解析により癌の診断が改善する
・C型肝炎ウイルスの肝細胞への侵入を助けるタンパク質を同定
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◇◆◇ 研究者に聴く ◇◆◇
チェルノブイリ原子力災害25周年に際して、モーリーン・ハッチ医師と馬淵清彦医師は語る
去る4月26日、北部ウクライナで起こったチェルノブイリ原発事故からちょうど25周年を迎えた。放射線急性障害による事故直後の死者28人に加え、この事故によりベラルーシ、ロシア、ウクライナの住人500万人が放射性降下物、主にヨウ素131とセシウム137に被曝した。この被曝後にウクライナ、ベラルーシと米国の政府機関および研究協力パートナーにより、この被曝の疫学調査が開始されてから25年を迎えるに至った。NCIでは、癌疫学・遺伝学部門(DCEG)の放射線疫学支部(REB)の研究者らがこの調査にあたっている。ここでは、DCEG内チェルノブイリ研究班(CRU)元責任者で現在も同施設に所属するMaureen Hatch(モーリーン・ハッチ)医師と、REB副代表およびCRU責任者でこの疫学研究を主導する馬淵清彦医師の両氏が、チェルノブイリ事故から学ぶ教訓について語り、現在も進められている事故後の健康への影響調査の一部を報告する。
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◇◆◇ 特別リポート ◇◆◇
チェルノブイリ甲状腺組織バンクは研究者に比類ない資源を提供
1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故から12年後、甲状腺組織バンクが設立された。その目的は、高品質の組織標本を研究者が入手できるよう調整し、放射線誘発甲状腺癌のデータを統合することである。今日、チェルノブイリ甲状腺組織バンク(CTB)は、甲状腺癌の生物学的研究のための比類ない宝庫となっている。
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◇◆◇ クローズアップ ◇◆◇
デザインジレンマ―癌臨床試験におけるプラセボをめぐる論争
新規薬剤の有効性を調べるための究極の判断基準は何かと問えば、癌を除くあらゆる部門の臨床試験研究者は、ランダム化プラセボ対照二重盲検法、と答えるだろう。これは患者も医師も誰が効果薬剤を服用し、誰が効果のない物質を服用しているのかわからない試験方法である。
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◇◆◇FDA最新情報◇◆◇
乳癌治療薬の候補患者を特定する検査をFDAが承認
米国食品医薬品局(FDA)は、トラスツズマブ(ハーセプチン)による利益を得られる可能性のある、HER2遺伝子コピーが過剰である乳癌女性を特定する有用な遺伝子検査を承認した。
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NCI Cancer Bulletin2011年4月19日号(Volume 8 / Number 8)
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◇◆◇ 特集記事 ◇◆◇
一部の前立腺癌男性では監視療法が好ましい

近年行われているこの種の研究のなかでは最大規模でかつ観察期間も最も長い研究から、前立腺癌男性のなかには保存的アプローチを採る方がよい場合もあることを裏づける説得力のある証拠が示された。
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◇◆◇癌研究ハイライト◇◆◇
・米国におけるHIV感染者の癌種に変化
・遺伝学研究がメラノーマの新たな手がかりを生む
・シグナル伝達分子が乳癌細胞を選択的に死滅させる
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◇◆◇ スポットライト ◇◆◇
創薬に向けた自然の神秘の探求

サンゴ礁という競争の激しい環境に住む繊細なホヤや、固着生活をする海綿動物などの海洋性無脊椎動物は、身を守るための独創的な方法を見つけなければならない。一部の生物種では、有毒化学物質を蓄積することで生命を維持している。NCI-フレデリックにある Natural Products Branch(天然資源支部、NPB)の研究者は、このような海洋生物や他の植物、動物、微生物などから得られる化学物質を創薬目的で利用する方法を探っている。
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◇◆◇ FDA最新情報 ◇◆◇
・FDAは甲状腺髄様癌治療に新薬を承認
・諮問委員会は稀な膵臓癌の治療に標的薬を推薦
・FDAは癌発症リスクに関して骨髄腫治療薬の安全性審査を開始




