【リニューアルのお知らせ】
「海外癌医療情報リファレンス」のウェブサイトは、2011年5月24日に全面リニューアルを行い、新サイトへ引越しました。
こちらの旧サイトでは、現在、更新がとまっております。今後は新サイトをぜひご覧ください。
新サイトのURLは→ http://www.cancerit.jp/

  

投稿日時: 2011-04-18

リウマチ科医、消化器科医、腫瘍専門医および皮膚科医向け

原文

2011年4月14日

問題点:FDAは、クローン病 および潰瘍性大腸炎に対して、腫瘍壊死因子(TNF) 阻害剤として知られる薬剤や、アザチオプリンまたはメルカプトプリン、あるいはその両方により治療を受けた主に青年や若年成人における肝脾T細胞リンパ腫(HSTCL)という白血球の稀な癌についての報告を継続的に受けている。TNF阻害剤には、レミケード (インフリキシマブ)、エンブレル(エタネルセプト)、ヒュミラ(アダリムマブ)、Cimzia〔シムジア〕(セルトリズマブペゴール)、およびSimponi〔シムポニ〕(ゴリムマブ)が含まれる。

背景:HSTCLは悪性度が高い癌で死に至る場合が多い。報告のあった症例の大部分はクローン病および潰瘍性大腸炎の治療を受けていた患者であったが、乾癬の治療を受けていた患者が1人、および関節リウマチの治療を受けていた患者2人も含まれていた。現在FDAでは報告のあったHSTCL症例数の更新を行っている。

報告のあったHSTCL症例の大部分は、TNF阻害剤およびアザチオプリンまたはメルカプトプリン、あるいはその両方などの免疫系を抑制するとして知られる薬剤の併用療法を受けた患者において発症したが、アザチオプリンまたはメルカプトプリンの単独療法を受けた患者においても報告がなされている。

推奨:患者および介護者に対し、 HSTCLなどの悪性腫瘍の徴候や症状 についての情報を提供することで、あらゆる徴候や症状を認識して検査および治療を受けることができるようにする。これらの徴候や症状には、脾腫、肝腫、腹痛、持続性発熱、寝汗、および体重減少が含まれる。
患者がTNF阻害剤およびアザチオプリンまたはメルカプトプリン、あるいはその両方による治療を受けていた場合は、悪性腫瘍の発症についてモニタリングを行うべきである。
関節リウマチ、クローン病、強直性脊椎炎、乾癬性関節炎および尋常性乾癬を有する患者は、米国における一般集団よりリンパ腫を発症する可能性が高いことを理解するべきである。 従って、TNF阻害剤やアザチオプリンまたはメルカプトプリン、あるいはその両方の副次的なリスクを評価することが困難である可能性がある。
医療従事者および患者に対する他の具体的な推奨については医薬品安全性通達、および追加情報についてはデータ要約を確認するべきである。

医療従事者や患者に対し、これらの製剤の使用に関連した有害事象や副作用をFDA MedWatch Safety Information やAdverse Event Reporting Programに報告することを推奨している。

報告書に記載のうえ提出すること。オンラインwww.fda.gov/MedWatch/report.htm
書式2をダウンロードするか、または 1-800-332-1088に電話をして報告書書式を請求すること。その後、住所記載済みの書式にある住所に送るか、または 1-800-FDA-0178にファックスで送付すること。


投稿日時: 2011-04-13

血液専門医および腫瘍医向け

原文

2011年4月8日

問題点: FDAは一般の人々に対し、米国内外で実施された臨床試験の結果から、 レブラミド(レナリドミド)による治療を受けた患者は治療を受けていない患者に比べて、新たな癌の発症リスクが増加する可能性があることを認識している旨を通告した。現在、FDAはこの潜在的リスクに関するあらゆる情報の審査を行っており、審査が終了した時点で新たな推奨について伝達する予定である。

背景: レブラミドは、骨髄異形成症候群として知られている血液疾患の治療に使用されている。レブラミドはまた、多発性骨髄腫という癌を有する患者に対しても他の薬剤と併用して使用されている。

推奨: 現時点ではFDA承認の適応に準じた治療を受けている患者に対しては、レブラミドの使用を遅延、変更、あるいは制限することについて勧告は行われていない。FDAではこの潜在的リスクに関するあらゆる情報の審査が現在継続中であり、審査が終了次第、新たな推奨について伝達する予定である。

医療従事者や患者に対し、これらの製剤の使用に関連した有害事象や副作用をFDA MedWatch Safety Information やAdverse Event Reporting Programに報告することを推奨している。

報告書に記載のうえ提出すること。オンラインwww.fda.gov/MedWatch/report.htm
書式2をダウンロードするか、または 1-800-332-1088に電話をして報告書書式を請求すること。その後、住所記載済みの書式にある住所に送るか、または 1-800-FDA-0178にファックスで送付すること。


投稿日時: 2011-04-11

血液腫瘍科医向け

原文

2011年4月6日

問題点:ブリストル・マイヤーズ・スクイブ社は医療従事者に対し、FDAとの提携により策定されたリスク評価・軽減戦略(REMS: Risk Evaluation and Mitigation Strategy)について情報提供を行った。REMSは、Yervoyのベネフィットが重度および致死的な免疫介在性有害反応のリスクを上回ることを確実にするためにFDAにより要請される。Yervoyの REMSには、Yervoyの重篤なリスク、これらのリスクの早期発見を促進するための情報伝達プラン(Communication Plan)、および中等度あるいはより重度の免疫介在性有害反応を有する患者に対して推奨される管理の概要について医療従事者に情報提供を行うことが含まれる。

背景:Yervoy は2011年3月に承認されたが、この製剤の使用によりT細胞の活性化および増殖を起因とする、重度および致死的な免疫介在性有害反応が引き起こされる可能性について述べた枠囲警告が添付文書に含まれていた。これらの免疫介在性反応はどの器官系においても生じる可能性があるが、最も頻度の高い重度の免疫介在性有害反応には、腸炎、肝炎、皮膚炎(中毒性表皮壊死症を含む)、神経障害、および内分泌疾患がある。これら免疫介在性反応の大部分は治療中に発症したが、Yervoy投与中止から数週間から数カ月後に発症した例も少数みられた。

推奨:医療従事者は、これらのリスクおよびその管理の詳細について枠囲警告および添付文書全文を参照すべきである。また、医療従事者は、治療に関連するリスクについて患者および介護者と話し合うべきである。臨床医に対する推奨は以下のとおり:

重度の免疫介在性反応が確認された場合は、 Yervoy投与を完全に中止し高用量の副腎皮質ステロイド治療による全身投与を開始するべきである。
腸炎、皮膚炎、神経障害、および内分泌疾患の徴候や症状の評価を行い、ベースライン時および各投与前に肝機能検査および甲状腺機能検査を含む臨床化学検査を実施するべきである。

医療従事者や患者に対し、これらの製剤の使用に関連した有害事象や副作用、あるいは製剤の品質問題について、FDA MedWatch Safety InformationやAdverse Event Reporting Programに報告することを推奨している。

報告書に記載のうえ提出すること。オンラインwww.fda.gov/MedWatch/report.htm
書式2をダウンロードするか、または 1-800-332-1088に電話をして報告書書式を請求すること。その後、住所記載済みの書式にある住所に送るか、または 1-800-FDA-0178にファックスで送付すること。


投稿日時: 2011-01-31

形成外科医、腫瘍医および血液専門医向け

原文

2011年1月26日

問題点:FDAは、生理食塩水およびシリコンジェルで充填された乳房インプラントと、極めてまれなタイプの癌である未分化大細胞型リンパ腫(ALCL)との関連の可能性を発表した。FDAが審査を行ったデータにより、乳房インプラントを挿入した患者は、インプラントに隣接する瘢痕組織の被膜に極めて低いが有意なALCLリスクを負うことが示唆された。


投稿日時: 2010-12-23

腫瘍医および心臓病専門医向け

原文

2010年12月17日

問題点:FDAは医療従事者に対し、小児および成人患者における癌化学療法に関連する悪心および嘔吐(CINV: 化学療法誘発性悪心嘔吐)を予防するための、Anzemet〔アンゼメット〕(メシル酸ドラセトロン)注射剤の使用停止を勧告する新しい情報が添付文書の禁忌に追加となることを通達した。


投稿日時: 2010-12-17

腫瘍医および患者向け

原文

2010年12月16日

問題点:FDAは腫瘍医および患者に対し、アバスチン(ベバシズマブ)による乳癌治療における安全性および有効性が示されなかったことから、この薬剤の乳癌への適応を撤回することを推奨すると通達した。アバスチンの市場からの撤退は行われておらず、今回の措置によっても乳癌治療におけるこの薬剤の使用には直接の影響は見込まれていない。この措置により、大腸癌、腎臓癌、脳腫瘍、および肺癌に対する承認に影響を与えることはない。


投稿日時: 2010-10-23

腫瘍医、内分泌科専門医、心血管科専門医向け

原文

2010年10月20日

問題点:ゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)アゴニストについて、添付文書の「警告」および「使用上の注意」欄に新しい安全性情報が追加される予定である。この新情報では、前立腺癌の治療のためにこれらの薬剤を投与されている男性では糖尿病や一部の心血管疾患(心臓発作、心臓突然死、脳卒中)のリスクが高まると警告している。


投稿日時: 2010-09-27

危険管理者、腫瘍医、腎臓病専門医向け

原文

2010年9月24日

問題点:Amgen社およびFDAは医療従事者に対し、EpogenおよびProcrit(epoetin alfa)バイアルの一部のロットを予防措置としてリコールすることを通達した。その理由は、ほとんど目には見えないがごく僅かなガラス片がバイアル中に混入した可能性があるためである。微粒子の混入した無菌注射製剤を使用した場合に起こりうる重篤な有害事象は、静脈内投与の場合は塞栓性、血栓性およびその他の血管性の事象(静脈炎など)、皮下投与の場合は異物肉芽種、局所性注射部位反応および免疫原性の増加である。


投稿日時: 2010-09-19

内分泌科専門医、家庭医、泌尿器科専門医向け

原文

2010年9月17日

問題点:FDAは医療従事者および患者に対し、アクトス(ピオグリタゾン)が膀胱癌のリスク増加と関連するかどうかを評価することを目的とした継続中の10年間疫学研究のデータを審査していると通達した。動物やヒトを対象とした試験の所見から、さらなる試験を必要とする安全性上のリスクの可能性が示唆されている。FDAは現時点で、アクトスによって膀胱癌のリスクが増加すると結論付けてはいない。FDAによる審査は継続中であり、追加情報が得られた時点で公表する予定である。


投稿日時: 2010-07-17

心臓病専門医、腫瘍医および家庭医向け

原文

2010年7月15日

問題点:最近公表された試験(いくつかの臨床試験における癌関連の結果を併合したメタ解析)にて、ARB使用と癌リスクの軽度な上昇との関連性が示唆された。


(1) 2 3 4 ... 8 »
サイト内検索
サイトについて
FDA(米国食品医薬品局)
ログ検索


施設検索


Google検索

Google

Web サイト内検索